「女性に生まれたからには、女性を楽しむ」。そう語るのは、8月20日(日)に開催された「ベストボディ・ジャパン横浜大会」のミス・ベストボディ部門ウーマンズクラス(40~49歳)でグランプリに輝いた森脇幸代(もりわき・さちよ/49)さん。歳を重ねるごとに美しくなる身体を目指してトレーニングする森脇さんに、トレーニング、食事、ベストボディ・ジャパンの魅力などについて聞いた。
――ベストボディ・ジャパンに出場されたきっかけは?
「コロナ禍で太ってしまって、身体を隠す洋服を着るようになった自分が嫌で、食事改善とトレーニングを始めました。その時にパーソナルをしていただいていたトレーナーさんから、『コンテストがあるから一緒に出ない?』とお誘いを受けたことがきっかけとなりました」
――横浜大会では見事グランプリを獲得されました。感想をお聞かせください。
「横浜大会では、今年の初戦であった京都大会の終了後からトレーナーさんと相談して、身体のシルエットを変化させることを重点的に強化しました。今回の横浜大会の会場となった横須賀芸術劇場は、2年前の日本大会で残念ながら予選落ちした悔しさの残る会場でもあり、そこで2年前よりも変われた自分で出場できたことで、自信につながる大会となりました」
――グランプリ獲得にはそのような背景があったのですね。ちなみに、準備期間の食事はどのようなものを食べていましたか?
「なるべく自分で作ったものを食べるようにしています。また、脂質と塩分は気をつけています。炭水化物は抜かずに、最低1日2回は食べます。たまには外食を楽しむこともありますが、次の日は必ず調整しています」
――しっかり炭水化物も食べながらボディメイクされているということですね。森脇さんの目指す身体はどのようなものでしょうか?
「歳を重ねるごとに美しくなる身体です。健康的でハリのある身体づくりを目指しています」
――その身体を実現するために、ベストボディジャパンに挑戦されているわけですね。
「はい。ベストボディジャパンの魅力は年齢別コンテストで、やはり同年代の方を見てとても刺激になりますし、ますます頑張らなくてはと思います。『女性で生まれたからには女性を楽しむ』。そう思わせてくれる大会だと思ってます」
――最後に、森脇さんの今後の目標と、この記事を見ている方々に向けた健康美を作るためのアドバイスをお願いします。
「今後は11月19日の日本大会でのグランプリが目標です。今年最後のウーマンズクラスですので、精一杯出し切って臨みたいと思います。また、健康美を作るためにはコツコツと続けることが大切です。誰しもが、『美しく綺麗でありたい』と。その気持ちがあれば頑張れると思います。一緒に頑張りましょう。誰でも、いくつからでも変われます!」
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史