10月8日(日)に江戸川区総合文化センターで日本最高峰の舞台「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2023」(以下、グラチャン)が開催され、安井友梨選手が4連覇を達成した。
「グラチャンのステージに立つことすら夢のまた夢だったので、この9年間で今までで一番楽しいと思えるステージだったんです。決勝のステージの途中でどんどん涙がでてきちゃって、このステージに立つまで、どれだけの人に助けてきていただいたか分からなかったので、その人たちの顔がどんどん思いうかんできました。恩返しの気持ちでステージに上がりました」
オールジャパン(9月9日)の3週間前、左足指基節骨の骨折を経験したことで、競技の楽しさ、トレーニングの楽しさを実感した安井選手。チャンピオンとしての意識にも変化があったという。
「ケガをしてたくさんの方が応援してくださったのですが、私だけではなくて、競技そのものを応援していただけるようなチャンピオンにならなくてはいけないと思っています。ケガを経験して、競技の顔にならないといけないなと思っているところです」
大会2日後の10月10日にはスペインで開催されるアーノルドクラシック・ヨーロッパに向け、出発する安井選手。
「グランドチャンピオンシップスの結果を踏まえて、自信をもって世界のステージに上がりたいと思います」
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部