10月8日(日)、江戸川区総合文化センターにて『JBBFフィットネス ジャパングランドチャンピオンシップス2023』が開催された。9月9、10日に開催されたオールジャパンフィットネスチャンピオンシップスの上位3名の選手にのみ出場可能な本大会では、前回王者の伊吹主税選手を始め、真の日本一を決めるべく13名の選手たちがハイレベルな戦いを繰り広げた。
決勝ラウンドファーストコール(事実上のトップ3を決める選手が前に立つこと)では、木村拳太選手、長澤秀樹選手、伊吹主税選手、穴見一佐選手の順にコールされた。
中でも見事にセパレートした肩腕、締まったミッドセクションを持つ前回王者・伊吹選手と美しいVシェイプのプロポーションをもつ長澤秀樹選手が目を引き、ファーストコールの中央で火花を散らした。
そして真の日本一を決める表彰で、最後にコールされたのは前回王者の伊吹選手。
「誰が勝ってもおかしくないという戦いの中で、無事勝てて嬉しいです。ホッとしました。実は、一カ月前のオールジャパンが終わってからも減量を継続していたのですが、減量が停滞してしまったことがあって。それまで毎日2時間ほど有酸素をしていて、そのストレスが原因だったと思います。その後思い切って有酸素をやめてみると、すぐにコンディションが上がってきて、減量も進みました。連覇もすごく嬉しいですし、このような経験も非常に学びになりました」
10月31日(火)~11月6日(月)にスペインで行われる世界選手権に、2年連続での挑戦権を得た伊吹選手。その意気込みは?
「昨年は5位だったので、今年は色のついたメダルが欲しいです。表彰台目指して、日本代表として頑張ってきます!」
■メンズフィジーク結果
優勝 伊吹主税選手/2位 長澤秀樹選手/3位 穴見一佐選手/4位 木村拳太選手/5位 手島祐選手/6位 渡辺和也選手
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部