SUMMER STYLE AWARD（サマー・スタイル・アワード）、SUPER BODY CONTEST（スーパーボディコンテスト）、 J-CLASSIC（ジェイクラシック）の３団体合同ボディコンテスト「筋肉祭」が10月8日（日）、埼玉県・行田市産業文化会館で行われ、ビキニモデル部門では麻田ゆん（あさだ・ゆん/29）さんが優勝した。
団体の垣根を越えて選手たちが一堂に会すことから、まるでお祭りのような雰囲気で催されている筋肉祭。そのなかでも、キラキラビキニを身に纏った華麗なステージングで存在感を放っていたのが麻田さんだ。
「ビキニモデル部門には2021年の決勝大会以来の出場です。これまで韓国で開催されたコンテストなどにも挑戦してきましたが、このビキニモデルが一番好きなカテゴリーですし、自分にも合っていると思っています。まだまだコンディションに課題は残りますが、とても楽しくステージに立つことができました」
何と言っても彼女の強みは“砂時計”のようなボディライン。メリハリのある、しなやかなくびれボディに憧れを抱くトレーニーも多い。そんな麻田さんにくびれ作りの秘訣を聞くと、ズバリ「ストレッチ」だという。
「くびれを作るためには柔軟性がとても大切です。筋肉を付けてアウトラインを作っていくのも大事なのですが、柔軟性がないとずっとあばらが開いた状態になり、ウエストが引き締まっていきません。まずはストレッチなどで体幹部や深層部をしっかりとゆるめて、くびれができやすい身体にもっていくのが近道だと思います」
現在、フィットネスモデルやポージング認定講師・審査員を務めるほか、昨年2月には自身が代表を務める女性専用プライベートジム「cheeks (チークス)」をオープン。女性たちの身体作りに寄り添いながら、トレーニングやストレッチの指導を行うなど活動の幅を広げている。
「身体作りのサポートをさせていただくなかで、『周りに左右されてしまう』方がとても多いと感じています。私ももともと自分に自信がないタイプですし、コンテストに出場することで結果に左右されてしまう気持ちもとても分かります。しかし、自分の世界観を大切に自信を持ち、大会当日はベストが尽くせるように。自分が一番満足のいくステージにすることがとても大切だと思います。理想の身体に向けて一緒に身体を極めていければ良いですね」
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：中原義史
