「初めに正しい知識を教えてもらうことが最短で効果を出す方法だと思います」。10月9日(月・祝)、埼玉県・行田市産業文化会館にて「サマー・スタイル・アワード関東予選」が開催され、ビューティフィットネスモデル部門マスターズクラス優勝、その後同部門のショートクラス(161㎝未満)、トールクラス(161㎝以上)の3名で争われるオーバーオール戦でも見事優勝に輝いた申燕の(しん・よの/47)さん。
「純粋に嬉しいです。去年からこのサマスタに出ているんですが、地方予選などに出場して、ことごとく2位でした。今回初優勝することができて、とても嬉しいです。昨年3月からボディメイクを始めたので、筋肉量という点で少し他の選手に遅れをとっている中、色々な情報を取り入れて実践することでここまでこれました」
申さんは筋トレを始めてすぐに成果がでたことで楽しくなり、それが継続につながったという。
「私は韓国出身で、13年前に留学で日本に来て、そこから日本の会社に入って今まで日本で働いています。働きながら、少し前からフィットネスクラブには通っていました。ですが有酸素運動やスタジオレッスンをするだけで、筋トレという筋トレはほとんどしていませんでした」
「ある時、興味本位でちょこっと筋トレをしてみたら、すぐに成果が目に見えて分かったんです。くびれがでて、二の腕が引き締まってきて、すぐに楽しくなって筋トレにハマりました」
筋トレを継続していく中で周りとの差を知り、本格的にボディメイクを開始した。
「筋トレにハマってからすぐに、サマスタのセミナーに行ってみたんです。そこで見た周りの選手の方々と自分の差がすごくて、『私まだまだじゃん!』と思いました。それから本格的にボディメイクに取り組み始めました」
「正しい知識」を最初から吸収したことで、効率のいいボディメイクができたそう。
「初めに、トレーナーさんに正しい姿勢や動作のやり方を教えてもらいました。仮にそこで我流でやっていたら、約1年半でここまでの成長はできていなかったように思います。ショルダープレスやラットプルダウンなど、正しいフォームを最初に教えてもらったことで、初めから効果の高いトレーニングができていたと思います」
筋トレの継続には、「効果の実感」が必要だと申さんは語った。
「目的にもよりますが、初めに正しい知識を教えてもらうことが最短で効果を出す方法だと思います。私もすぐに効果を実感できて、それで楽しくなってずっと継続できているので。今は動画などでも気軽にトレーニング法を学ぶことができますが、見るだけと実際に手とり足とり教えてもらうのは全然効果が違うと思います。なかなか継続できない人は、一度正しい知識をプロに教えてもらうと良いと思います!」
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史
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