10月31日(火)~11月6日(月)にスペインで「IFBB WORLD FITNESS &BODYBUILDING CHAMPIONSHIPS」が開催される。昨年は韓国・栄州市で『IFBB世界フィットネス選手権』が開催され、女子選手は銀2個、銅7個のメダルを獲得。また、男子選手は11月2日~7日でスペイン・サンタスサンナで開催された『IFBB世界ボディビル選手権』に出場し、金2個、銀3個、銅3個のメダルを持ち帰った。この成績を受け、世界規模のスポーツ競技会で活躍した選手に贈られるスポーツ功労者顕彰を男女合わせて14名が受賞。今年のコーチには日本ボディビル選手権9連覇、2016年には世界王者となった鈴木雅選手が就任し、バックアップ態勢は十分だ。ここでは出場する男子選手を紹介する。
ボディビルでは、日本ボディビル界の”伝説”と呼ばれた男、須江正尋選手と日本マスターズ大会50歳以上級オーバーオール優勝の土金正巳選手が出場。須江選手は日本一の背中はもちろん、ここ数年でさらに進化した身体を見せている。須江選手がポーズをとると大歓声が起こるほどの人気があり、世界のステージでのパフォーマンスにも注目だ。
クラシックボディビルでは日本クラシック男子ボディビル選手権175cm以下級とオーバーオールで優勝した小澤亮平選手が出場。昨年の世界選手権では、男子クラシックボディビル175cm 以下級6位の成績を残した小澤選手。昨年のリベンジなるか、注目だ。
クラシックフィジークでは、歩くギリシャ彫刻と呼ばれるほどの美しいバランスのとれた身体をもつ日本王者、五味原 領選手と日本クラシックフィジーク選手権175cm以下級で優勝した川中健介選手が出場する。
メンズフィジークでは日本大会2連覇の伊吹主税選手やオールジャパンジュニア172㎝以下級とオーバーオールで優勝した浦川天聖選手、オールジャパンマスターズ・オーバーオール優勝した大島健一郎選手が出場。大島選手は昨年の世界選手権では、世界大会初出場ながらマスターズ40~44歳級で金メダルを獲得し、今年も期待が高まる。また、昨年の世界選手権・マスターズ50歳以上級で金メダル、一般の部170cm以下級で銀メダルを獲得した田村宜丈選手、オールジャパン・メンズフィジーク172㎝以下級で優勝した長澤秀樹選手など、メンズフィジークでは5名が出場、活躍が期待される。
(女子選手はpart1で紹介)
【JBBF日本選手団】
ボディビル
須江 正尋、土金 正巳※1
クラシックボディビル
小澤 亮平
クラシックフィジーク
川中 健介※1、五味原 領※1
メンズフィジーク
伊吹 主税、浦川 天聖、大島 健一郎、田村 宜丈、長澤 秀樹
ウーマンズフィジーク
荻島 順子、澤田 めぐみ、清水 恵理子
ボディフィットネス
大谷 美咲、金子 真紀子、安田 千秋
ビキニフィットネス
ダンシーあずさ、長瀬 陽子、安井 友梨※2
フィットモデル
本田 有希子
※1…兼クラシックボディビル
※2…兼フィットモデル
※3…兼ビキニフィットネス
STAFF
団長・監督:木下 美弥子
コーチ:鈴木 雅、市川 櫻
総務・広報:森永 祐子
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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介