10月8日（日）に開催されたベストボディ・ジャパンが主催する『マッスルモデル＆フィットネスモデル四国大会』レディースクラス（40～49歳）で見事グランプリを獲得した、足立沙織(あだち・さおり/41)さん。パーソナルトレーニングジムに通い始める1年前まで、痩せても太ってもいない「普通の体型だった」という足立さん。フィットネスコンテストへ出場するにあたって、どんな点に気を付けて過ごし、グランプリを獲得するに至ったのだろうか。
「パーソナルトレーニングジムへ趣味として週1〜2回ほど通っていたら、51キロだった体重が46キロくらいにまで、緩やかに落ちていました。見た目にはそこまで大きな変化は感じなかったものの、レッスンで良い姿勢や美しい歩き方を学んでから、身体のラインが良くなってきたように思います」
2023年の元旦に「コンテストに出場する！」と目標を掲げてから、トレーニングの頻度を上げたそう。
「今は週4で、1回2時間くらい筋トレしています。筋トレは、背中の日、お尻の日、脚の日の分割です。特に今は、ヒップスラストなどのお尻のトレーニングを重点的に頑張っています。これまで通り、引き続き週1でパーソナルトレーニングジムにも通い、ボディメイクの方向性や筋トレのフォームなどをチェックしてもらっていますね」
トレーニング前のストレッチやアフターケアには、割と時間を割いているという足立さん。
「トレーニング前には、柔軟が欠かせません。特に意識しているのが、前腿のストレッチ、股関節をよく動かすこと、そしてクビレ体操です。筋トレ後は、ストレッチエリアで、筋膜リリースをしています」
コンテスト出場を視野に入れてから、食事を今まで以上に考えるようになったそう。
「普段から、サラダチキンをよく食べています。肉はヒレ肉、魚は鮭とシーフードミックスを使うことが多いです。減量期は、糖質ゼロ麺を食べました。あとはキムチと納豆ですね。パンは好きですが、その他の炭水化物は子どもの頃からあまり食べません」
足立さんが皆さんから褒められる「腹筋」は、半年以上も何もしていないのに、勝手に割れているという。
「出場カテゴリーが変わってしまうため、公認講師の方からは『お願いだから腹筋はやらないで！』と言われているのですが、減量が進むと勝手に割れてしまいます(笑)」
コンテストへの出場は、足立さんにとって自分を奮い立たせてくれる「学びと出会いの場」だそうだ。
「どの選手も綺麗で、凄くキラキラしていました。今後はレベルの高い選手に負けないような自信をつけて、勝てるような選手になりたいです！」
取材・文・撮影：山口夏織
