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スッと縦線の入った美しい腹筋で四国大会グランプリ獲得!筋トレのきっかけは体力回復と後遺症発症予防

長谷部真代さん10月8日(日)に開催されたベストボディ・ジャパン主催の『モデル・ジャパン四国大会』ウーマンズクラス(40~49歳)でグランプリを獲得した、長谷部真代(はせべ・まよ/41)さん。「元々は体力ゼロだった」という長谷部さんがトレーニングを始めたのは、2022年に婦人科系の疾患を患ったことがきっかけだ。病気の発症リスク低減目的で「普通の人並みのトレーニングがしたい」と思って始めたトレーニングだったが、いつしかコンテスト出場を目指すようになり、遂にはグランプリを獲得するに至った。

【写真】長谷部真代さんの”体力ゼロスタート”から作り上げたボディ

もとは体力回復と後遺症発症予防のために始めたトレーニングなので、長谷部さんのトレーニングは重量を追い求めず、「丁寧に効かせる」がモットーだ。

「週1~2回、1回60分、トレーナーのもとでトレーニングしています。下半身、上半身の日と特に分けておらず、全身満遍なくトレーニングを行います。もともと、体力ゼロからのスタートですし、術後の後遺症がある中でのトレーニングなので、どの種目も重さよりもフォームを大切にして、効かせることを重視していますね。現在は、背中の強化、ヒップアップをメインに行なっています」

大会エントリーを視野に入れてから、行動と食事内容への意識が変わったという。

「トレーニングをする以前は、パッと見た感じ『細め』だったものの、実は隠れ肥満だったんです。大会エントリーを決めた8月から、有酸素運動を日常的に行うように心がけ、食事も見直しました。1カ月を過ぎたころから、一回り薄くなった実感が出てきましたね。空き時間には、ヨガやピラティス、ボルダリング、ウォーキングなどで身体を動かしています。1日に一つ、なにかしらの運動を行うことを心掛けていますよ」

長谷部さんのInstagramには、彩り良く盛られた美味しそうな減量メニューがたびたび投稿されている。

「食事は、自身の体調(貧血予防、低血糖予防、お通じ改善)に合わせて摂っています。お気に入りの減量メニューは、玄米ご飯に具だくさんのお味噌汁とお魚。シンプルですが、これが一番ですね!筋肉をつけるため、タンパク質を意識的に摂取しています。減量食は愛犬たちとシェアできるものもあるので、美味しそうに食べてくれる彼らを見て、私も元気をもらえています」

長谷部さんの「こだわり」は、ボディメイクだけでなく、耳元や手首にもキラキラと輝く。

「大会で使用したコンテストジュエリー(ピアスとブレスレット)をハンドメイドしました。デザイン、カラーを決めるワクワクは、モチベーションアップにつながっています。自分らしいジュエリー製作を楽しんでいます!」

現在闘病中で、ボディメイクに興味を持たれている方々へ、長谷部さんからのメッセージがこちら。

「適応障害、摂食障害、ガンだった私が身をもって経験したことですが、『食べることは生きること、動くことも生きること』でした。どうか無理はなさらず、自分のペースで、自分に優しくボディメイクを楽しんでいただきたいです!」

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取材・撮影:山口夏織

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