10月8日(日)に開催された、ベストボディ・ジャパンが主催する『モデル・ジャパン四国大会』のクイーンクラス(50~59歳)で見事グランプリを受賞した横田朱理(よこた・あかり/50)さん。横田さんは今年度、四国大会だけでなく、岡山、高松、広島、松山、西日本の計6大会でグランプリを獲得している。小学生から嗜んでいるクラシックバレエがきっかけでトレーニングを開始した横田さん。バレエダンサーの細くてしなやかな筋肉が、ボディコンテストでグランプリを獲得するに至った経緯とは?
オンとオフの体重は43kgで、ほぼ変動がないという、実にバレエダンサーらしい横田さんは、「筋肉が付きにくい」のが悩みだそう。
「もともと小食で、一気に食べることができません。1回の食事量が少ないので、1日6回の食事にして分けて食べるようにしています。具体的には、朝食におにぎり、卵、豆乳、フルーツ、朝食と昼食の間にチーズやナッツ類、昼食は職場のお弁当、昼食と夕食の間にプロテインとドライフルーツ、夕食はタンパク質多めの食事、寝る前にヨーグルトとバナナ……といった感じです。筋肉を付けるため、タンパク質を意識して摂るようにしています」
大学教員の横田さんは、勤務時間が不規則で、出張などのイレギュラーも多い。そのため、トレーニング時間の確保に一番ご苦労されているそうだ。
「通常のジムだと行かなくなるので、パーソナルジムを選びました。次の月の予定に真っ先にジムの予約を入れ、絶対にトレーニングする環境に自分を置くようにしています。トレーニングはだいたい週2回で、1回に1時間弱のトレーニング時間です。上半身が非常に弱いので、今は肩、腕、背中を重点的に行っています。ジムに行けない時は、家でバレエストレッチや自重トレーニングをして、積極的に身体を動かしますね」
コンテストに出場するまで、今までコンプレックスだと感じていた部位が、多くの方から褒められるなんて!?と驚いたそう。
「これまで、ウエストの細いくびれと、肉厚なお尻がコンプレックスでした。細いウエストは衣装の補修が必要になるし、後ろに飛び出したようなお尻の形はバレエの動きが綺麗に見えないし、良いことがないと思っていたのですが……。コンテストに出場するようになってから、選手のみなさんに『かわいいおしり』『くびれ女王』と言われたり、『スタイルいいね』と声をかけられたり。同時に、『この体型を目指したい』『憧れ』と言ってくださる方達も多く居て、うれしい気持ちでいっぱいです」
最初はしぶしぶだったコンテストへの出場は、横田さんにとって、今では「美しく素敵な女性になるためのモチベーション」になっているそうだ。
「大会出場をされる方はみなさん、外見も内面もとにかく美しく素敵な方ばかりです。そのような方たちと会ってお話しすることで、どんどんポジティブになり、さらに自分磨きをがんばっていくことができていると思います。これまでお世話になったみなさんに感謝の気持ちをお返ししたいので、今後の目標は、やっぱり11月19日の日本大会でのグランプリです!」
取材・撮影:山口夏織
-コンテスト
-BBJ, ベストボディジャパン