8月12日に開催されたSuper Body Contest（以下、SBC）東京大会（TOKYO 07）のDENIM部門で優勝したアイドルグループ「B2takes!!」所属のIGU（イグ／32）さんが12月10日（日）のSBC日本大会に挑む。アイドル活動と減量の両立は簡単なものではなかった。
アイドル活動の一環でトレーニングを始めたIGUさんはトレーナーさんからかけられた「トレーニングのセンスあるよ」という言葉に乗せられて、鍛えることに熱中していった。
アイドルグループ「B2takes!!」は2012年に男性による地下アイドルグループとして結成され、2018年にメジャーデビュー。IGUさんは32歳とグループを牽引するポジション。フィリピンと日本のハーフで端正な顔出ちと、身長180cmの長身にセクシーな筋肉美を併せ持つ。
ハイスペックなIGUさんはSBC日本大会でも黄色い声援を浴びて、見事DENIM部門で優勝に輝いたが、自身の身体には納得できていないと語る。
「全体的に中途半端でした。筋肉量も足りていないし、絞りも甘かったと思います」
そう振り返りながら、アイドル活動との両立の難しさについては妥協しない姿勢をみせる。
「大会の2日前がLIVEでした。コンテストに向けた水抜き・塩抜き（※）で水分をあまり取らない状態でのパフォーマンスは苦労しました。でも、ファンのために妥協はあり得ないし、コンテストも応援してくれる人のためにも全力で挑みたい。大変だけど決めたことだから頑張っています」
※コンテスト数日前から少しずつ水や塩分を抜くことで、皮膚下の水分を抜き、ドライ感を出し、筋肉のスジをハッキリ見せる方法。
週3～4日でトレーニング。レッスンやLIVEのスケジュールによって時間は流動的になるが、基本的に朝のうちにトレーニングをしているという。重量を扱うことに注力しつつ、減量中は絞りを意識しているＩＧＵさん。
「減量中に扱う重量が落ちてしまうときがショックです」とトレーニーあるあるとも言える悩みをこぼすが、日本大会に向けては「順調すぎて怖い」と続けた。
「過去最高に絞れています。さらにメンタルもいい状態で絞れてきているので、ステージが楽しみです」
「日本大会に向けて、今までとは違う自分が見せられると思います。たくさんの人が会いに来てくれたり、応援してくれるのは当たり前じゃないと思うので期待に応えられるように頑張っていきたいです。さらに僕のステージを見て、『自分も頑張ろう』という気持ちになってくれたら僕も幸せです。日本大会、頑張るので応援よろしくお願いします」
取材：FITNESS LOVE編集部 写真提供：SBC事務局
