11月19日(日)、両国国技館にてベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2023日本大会』が開催され、奈月セナ(なつき・せな/27)さんがミス・モデル部門、ガールズクラスで見事グランプリに輝いた。8月に開催された東京大会でも見事グランプリを獲得している奈月選手。今大会に向けては筋量アップを目指し、日々のトレーニングに励んできた。
「前回大会ではお尻の筋量不足が課題というフィードバックを受けました。そのため今回は、少しでも良い状態でコンテストに望めるよう、大切にトレーニングを積んできたんです。毎日のトレーニングの甲斐もあり、全体的に筋量が増えたのは良かったと思います。また、1日1回、自分の感情を確認する時間を設けたことで、緊張や不安などのネガティブな感情を自分の中でポジティブに昇華し、ステージでも自信をもってポージングをすることができました」
日々の練習を大切にしながら、自身と向き合ってきた奈月さん。重量を扱いつつも、丁寧なトレーニングを徹底してきたという。
「日本大会に向けた準備期間が3カ月という短い時間だったので、質の高い練習を意識してきました。丁寧な練習を繰り返すことで、自分の身体でコントロールをすることの重要性を感じることができました。減量では今回は計画的に取り組んだことで、時間に余裕が生まれたため、その分ステージングや精神面を磨く時間を作れました」
長い手足と美しいくびれを強みとした華麗なアウトラインで観客を魅了した彼女の強さは、コンテストでの結果にこだわりすぎず、心から筋トレを楽しむ気持ちにあった。
「元々、トレーニングを始めたきっかけは審美追求のためでしたが、これからも継続していくことが大切だと感じています。そのためにも、審美以外に健康面や『自分の個性を保つこと』を目標に継続していけたらと思っています。来シーズン以降は機会があれば他団体にもチャレンジしてみたいです!」
トレーニング歴は1年未満ながらも、日本一に咲き誇った奈月さんに自身の想いを伺った。
「私はまだトレーニングをはじめて7カ月と短期間ではありますが、その中でも精神面も鍛えられました。自分の内面的な部分でも新しい発見があり、私の人生の大きな財産となりました。どんなことへのチャンレンジにも心身共に健康であることが大切だと思うので、皆さんにはぜひトレーニングをオススメしたいです!」
取材:池田光咲 撮影:FITNESS LOVE編集部
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