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32歳・経営者がスレンダーボディを作り上げ健康美コンテスト日本一!数字の徹底管理が減量成功の秘訣

松本唯さん「自分との約束を守り続けることが自信に繋がるんです」。2022年、2023年と健康美を競うベストボディ・ジャパンで日本一を獲得した松本唯(まつもと・ゆい/32)さん。セルフ写真館やクリエイティブコンサルの経営者、船上カメラマンの顔をもつ松本さんが実践する、データを用いた減量法とは?

【写真】「日本一の健康美」松本唯さんのスレンダーに締まったビキニ姿

減量はエクセルで徹底管理

松本さんが実際に管理していたエクセル

松本さんが実際に管理していたエクセル

「一昨年の減量では、3カ月弱で10㎏のスピードで落としていました。ただ、短期間で10㎏落とすので大会終わりに体調を崩してしまうことや生理が遅れることもありました。ハードに減量したらその分ハードに身体に負担がかかるので、昨年は3カ月で6㎏ペースで減量を進め、身体に負担をかけすぎることなく減量することができました」

松本さんの減量方法とは?

「減量期のカロリーは1日1400kcalから始め、最低でも1200kcalまでしか落としません。カロリーを削っていくのではなく運動量を増やして体重を落としていくようにしています」

「減量期は毎朝の体重と体脂肪をエクセルに入力し、管理しています。目標体重を設定し、大会当日から逆算して進め、昨年は1週間で体重1㎏減、20日で体脂肪1㎏減を目安にしていましたね」

オフ期にデータを取ることで、自分に合う食材も把握している。

「私の場合、たんぱく質は牛肉赤身が合っていて、炭水化物はオートミール、さつまいも、白米が合っていると感じます。脂質はアボカドやアーモンド、ピーナッツバターを食べて減量を進めます」

減量期はただ体重を落とすだけでなく、「肌艶」も意識している。

「毎朝鏡の前でコンディションチェックをするのですが、その食材を食べた翌朝のコンディションや肌の質感などから合う、合わないを判断するようにしています。特に化粧ノリ。ベストボディ・ジャパンは『美しさ』にフォーカスしたコンテストでもあり、コンテスト時にボディクリームを塗って艶を出してステージに立ってはいけないんです。なので日ごろから、『どの食材を食べると肌艶がいいか』を意識しています」

松本さんはデータをしっかり把握することがスムーズな減量に繋がると話してくれた。

「毎日データを取ることで安心できているんだと思います。その安心感が眠りの質に影響することもありますし。なので減量期は、データをしっかり取りつつ『絶対に太ることのない食事を積み重ねる』というマインドで過ごしています」

 

「自分との約束を守り続ける」ことの積み重ね

経営者に加え、船上カメラマンの一面も持つ

経営者に加え、船上カメラマンの一面も持つ松本さん

コンテストに向けた減量では数字を管理し、データをもとに進める。経営者の顔をもつ松本さんは、仕事でも同様の手法をとっているという。

「数字を管理して、目標を達成していくのは仕事でも同じです。目標に対して中間目標を設定し、一つひとつクリアしていく手法を取っています。特に私の場合、現場のスタッフさんたちをいかに盛り上げ、張り合いを持って仕事に取り組んでもらうかが重要な仕事になるので、ご飯会や成績が良いスタッフさんには手当を支給するなど、現場のスタッフさんたちがゲーム感覚で楽しく取り組めるような工夫もしています」

松本さんは「目的をしっかり定める」ことが重要だと語った。

「『何のために頑張っているのか』という点を意識するといいと思います。例えばダイエットをされている方だったら、きれいに痩せた姿で身体の写真をプロのカメラマンに撮ってもらう、だったり、『この体重まで落としたら美味しいものを食べる!』だったりと、ご褒美を設定して目標、目的をしっかり定めた方がダイエット成功に近づくのではないかと思っています」

松本さんが自信をもってステージに立てているのは、文字通り「自分を信じられている」からだ。

「あとは、『自分との約束を守り続ける』ことですね。1日も自分に負けなかった日を毎日積み重ねていくことで、ステージに立ったときも『あんなに自分に負けなかったのに、他の人に負けるワケがない!』と自信が湧いてくるので。少しでもサボると、『あのときサボっちゃったしな……』と自信がそがれてしまうと思います。そこで踏ん張るためにも、『何のためにやっているか』を意識することはダイエットでも仕事でも大事だと思います!」

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取材・撮影:FITNESS LOVE編集部 写真提供:松本唯

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