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約10年で100㎏→61㎏の減量に成功した筋肉ボディ!鍛え上げたデコボコとした背中で魅せた

木原エリノア選手12月10日に開催されたゴールドジムJAPANCUP・ウーマンズレギンスフィットネス163㎝超級で隆々とした逞しい背中の筋肉で観客の目を惹きつけた木原エリノア(きはら・えりのあ/32)選手。トレーニングを始める前は、身長173cmで体重がなんと100㎏もあったという。そんな木原選手に身体を変えたトレーニングや食事について伺った。

【写真】木原エリノア選手のデコボコとしたカッコイイ背中

元100㎏あった体重

100㎏のときの木原エリノア選手100㎏のときの木原エリノア選手(一番右)

体重は元々100㎏あり、自分の人生が不安で生活習慣を変えたいと思って、
2013年にトレーニングを開始。最初は毎日1時間の早歩き(散歩)からスタート。妹が散歩のパートナーなど、トレーニングの一番のサポートをしてくれたという。

「筋トレを始めた当初は妹から筋トレを教わり、家の中でスクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどを妹と2人で行ってました。筋トレをしながら毎日1時間の散歩を続け、8カ月で30kg体重減少。 2022年から2023年はボディビルダーの夫のトレーニング、栄養指導のもと12kg体重減少しました」

そして2023年6月、マッスルゲート四国・ウーマンズレギンスフィットネス163㎝超級に出場。

「2022年に義母がマッスルゲートに出場し、トレーナーでもある夫から“大会に出てみたら?”と言われたのがきっかけです。“私には2人の子育てもあるし、脂肪もたくさん付いているので無理”と答えましたが、夫の説得でマッスルゲート四国大会出場を決断しました。自分の子どもにも挑戦する姿を見せたかったです」

そしてマッスルゲート四国・ウーマンズレギンスフィットネス163㎝超級で優勝し、ゴールドジムJAPANCUPへの出場権を獲得。全国大会であるゴールドジムJAPANCUPでも見事入賞を果たした。

前回の自分に勝つトレーニングを!

トレーニングは週4~5回、1時間半から2時間。昨年の分割は①四頭+お尻②胸+腹筋 ③背中④ハム+お尻⑤肩+腹筋だったが、今年からは①脚②肩+腹筋③脚③背中+肩④やり残した部位でサイクルを組んでいるという。

「昨年大会に出場させていただき、良い部位と弱い部位が分かったので、トレーニングサイクルを変えました。 今まではパワーリフティングとボディビルのトレーニングでしたが、ビキニやレギンス用のトレーニングが必要だと感じたからです」

「前回の自分に勝つ。重量は前回より重く、レップは前回より増やすことをトレーニングでは意識しています。強い身体、バランスの良い健康的な身体になりたいです。そのために全身のトレーニングをやっています」

昨年は特に背中を強化した木原選手。後ろを向いたときの背中の凹凸や厚み、広がりは目を惹かれるほど素晴らしい。

「背中には様々な筋肉があるため、いろいろなマシンやアタッチメントを使用しています。
背中のトレーニングはなるべく高重量でトレーニングをします。例えばデッドリフト、ベントオーバーロウイング、ラットプルダウン、ロープーリー等です」

木原エリノア選手(引越し業)

普段はマイフィット萩(ジム)のトレーナー、引越し屋(萩引越しセンター)をしている木原選手。トレーニングは空いている時間にやるのではなく、時間を作ってトレーニングをやるようにしている。また、引越し業で出張するときは、現地のゴールドジムを使う工夫をし、どこでもトレーニングができるようにしているという。

 

身体を変えた食事はシンプル

100㎏から落とした体重は2023年2月に73㎏になっていたが、大会前の2023年12月には61㎏までの減量に成功した。木原選手は食生活を変えることが減量と筋トレに効果的だったという。

「胸肉をなるべく美味しく食べられるように調理する、野菜を多めに食べる、スープを飲む、フルーツを食べることが効果的でした。胸肉のオススメの調理法は、胸肉を塩麹と好きなスパイスやハーブを一晩低温調理器で鶏ハムを作ります。 それをトルティーヤパンでラップサンド、もしくは白米と一緒に食べます。低脂質食にして、しっかりと筋トレをしたら脂肪がみるみる消えていきました。有酸素運動は大会2週間前からエアロバイク1時間です」

木原選手は食事やトレーニング風景を自身のInstagramでも発信している。スイーツなどを減らして、しっかりと栄養を摂る。基本的な食事とトレーニングが大切なことだと教えてくれた。

「最初は私には無理だと思っていましましたが、ゴールドジムJAPANCUPにも出場させていただけるほどシェイプできました。有酸素運動をしなくても体脂肪が燃えることに驚きました。本当に出場して良かったです」

大会出場を通して様々な発見があった木原選手。次はより筋量の多さなどが求められるカテゴリーに挑戦したいという。

「ビキニフィットネスや新カテゴリーのウーマンズウェルネスにも出場してみたいです」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 北岡一浩 写真提供:木原エリノア

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