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会社経営者がキレッキレの腹筋でメンズフィジーク優勝!弱点だった背中は「握り」で改善

林宏選手昨年末に開催されたゴールドジムJAPAN CUP2023で、キレッキレに絞れた肉体を披露しメンズフィジークマスターズ172㎝超級優勝、さらに審査員特別賞を受賞した林宏(はやし・ひろし/42)選手。腹筋の凹凸がハッキリ浮かび上がるほどに絞り込まれた身体を作った食事法とは?また、弱点だった背中を改善した「握り方」とは一体?

【写真】林宏選手のキレッキレに仕上がった腹&背筋

ドローン空撮を行う会社を経営

林さん撮影の写真1

林さん撮影の写真1

「普段は、撮影とウェブ関係を主に行う会社を経営しています。イベントや観光地PRの撮影を主に担当しており、地上での撮影だけでなく、ドローンを使った空撮も行います」

「もともと『鳥の目で世界を見てみたい』と思っていたんです。なのでドローンが開発される前は、ラジコンヘリコプターにカメラを取り付けて操縦したりしていました(笑)。その後ドローンが開発されて、7年前に日本で会社を立ち上げ、今に至ります」

バキバキに絞るコツは、炭水化物量の「波」

林さん撮影の写真2

林さん撮影の写真2

脂肪をそぎ落としたキレキレの肉体で見事審査員賞を受賞した林選手。減量のコツは炭水化物にあった。

「あまり細かく食事を管理してはいないのですが、減量期には炭水化物の摂取量に波を作ることを意識しています。波を作るポイントは翌日のトレーニング部位。翌日のトレーニング部位がが胸、背中、脚の比較的ハードな日の前日は白米を300gと、多く摂ります」

「逆に腕や肩など、比較的ハードでない日の前日に白米の量を抑えています。そう分けることで、パワーをしっかり発揮すべきところで良いパフォーマンスが出せるので、重量をなるべく落とさず、筋肉量を維持しながら減量することができています」

背中トレーニングは3本の指だけで握る!?

林さん撮影の写真3

林さん撮影の写真3

「昔から背中が苦手で弱点部位だったのですが、ここ最近で改善できています。特に握りを意識するようになって、顕著に変化が現れました。具体的には、小指、薬指、中指の3本で握り、人差し指は外すことです」

「背中のトレーニングは全種目、この3本指だけで握っています。チンニングとベントオーバーロウイングをやり込んできましたが、この意識でやると広背筋への刺激がダイレクトに感じられ、広背筋の厚みが増しました」

林選手は背中により効かせる上で、もう一つ意識すべきことを教えてくれた。

「また、背中トレーニングの際は脳内で肩甲骨の動きをイメージしながら動作することも握りと同じく重要です。脳と背中を繋げるように、集中して動作するようにしています。背中になかなか効かない場合は、この2つを試してみて下さい!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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