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“ぷりっと丸いお尻”でコンテスト活躍中 産後の体型崩れを改善、「なんでママ一番じゃないの?」で奮起

飛田麻未さん産後の体型崩れに悩む女性は少なくはない。サマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)で活躍する飛田麻未(とびた・まみ/35)さんは産後に骨盤周りが広がり、体重も20kgほど太ってしまったところからボディメイクをスタート。現在はサマスタのプロ選手として活躍を見せるが、自称「ぺた尻」を「ぷりっと丸いお尻」に変えた方法とは?

【写真】飛田麻未さんのぷりっと丸いお尻

4歳の娘に『なんでママが一番じゃないの?』と泣かれたことで奮起

飛田麻未さん

2児の母である飛田さんは、2人目を産んだ後、体型崩れに悩んだという。

「典型的な産後太りでした。出産前と比べて20kgほど太ってしまい、骨盤周りは広がり、膝や腰に痛みが出ているといった状態でした」

体型改善を目的にトレーニングをスタートさせ、週2、3日の筋トレから始めていき、家庭の状況をみながらも週4日まで増やしていった。

「ただ筋トレするだけでは物足りなくてコンテストに出場することにしました。ファイナリストに入って自分自身では満足いった部分があったんですけど、応援に来た当時4歳の娘に『なんでママが一番じゃないの?』と泣かれてしまい、そこから火が付きました」

トレーニング頻度は週6日まで増やし、スポーツクラブの仕事と家事、育児を両立させる日々が始まったという。

「5時に起床、子どもたちを送っていき、8時半から17時まで仕事。1時間トレーニング、そのあと家事をして23時までに就寝というスケジュールです。スポーツクラブで働いているので、15分、30分と空き時間があれば、短くても1種目だけ鍛えたり、ポージング練習を取り入れたりしています」

「#ぷりっと丸いお尻作り」のコツ

飛田麻未さん

自称「ぺた尻」が悩みだった飛田さんだが、インスタグラムでは「#ぷりっと丸いお尻作り」とヘッダーに入れるほどの自慢の部位に変えることができたという。

「以前はお尻が垂れていて小さい“ぺた尻”でした。鍛えても鍛えてもお尻に筋肉が付かなかったんですが、コンディショニングの重要性に気が付いてからお尻に筋肉がつくようになったんです。私は骨盤後傾タイプの猫背で、闇雲にトレーニングしていたころは太ももばかりに効いていました。なので猫背を改善するためのコンディショニングや、仙骨の可動性を高めるエクササイズを加えたところ、お尻の上部に刺激が入りやすくなり、“ぷりっと丸いお尻”づくりができるようになりました」

ボディメイクに万人にあてはまるような正解はないが、気付きは重要だと飛田さんは教えてくれた。

「コンディショニングのやり方は人それぞれです。自分に合ったものを取り入れてみてください。筋トレをしても身体に思うような変化が起きないという人はコンディショニングに目を向けてみてください」

35歳、2児の母である飛田さんは子育てママに向けてメッセージをくれた。

「サマスタプロとして、独身の選手や出産経験がない選手と戦っています。体型が産後に崩れていても、年齢が若くなくても、正しいやり方をすれば身体が変わっていくということを伝えていきたいです」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢 写真提供:飛田麻未

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