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「まるで力士」からビキニグランプリ選手へ 50代からのボディメイクで27kgの減量に成功【筋トレビフォーアフター】

「最盛期に太っていたころ、逆に自分が太っているという自覚が全然なかったんですね。娘の結婚式のために留袖を着たところ力士のようになってしまって、それがきっかけでダイエットを決意しました」

【写真】あずちゃんさんビフォーアフター全集

決意から3年間で75kgから48kgという27kgもの減量、体脂肪率は35%から18%のボディメイクに成功し、現在は『ベストボディ・ジャパン』などのボディコンテストでグランプリ、準グランプリなど優秀な成績を残す、あずちゃんさん(55)。50代から奮起し、美しい身体を作り上げた方法とは。

まずは有酸素、そして「大きな筋肉」の可動で代謝をUP

「ボディメイクの知識がなかったのでトレーナーに師事し、最初はひたすらエアロバイクを漕ぎ、スクワットなどで大きな筋肉を鍛えて、脂肪のそぎ落としと身体の基礎を作りました。外で動くようになって客観的に自分を見たときに、“ちゃんと痩せなければ”という思いがなおさら強くなり、熱が入りました」

徹底した食事の改善

「ブロッコリー、ほうれん草、ささみかゆで卵を2個、鶏胸肉、マッスル餃子、サラダ、あとは少しの白米と食材を固定しました。ストレスがたまらないように月に一度は何でも食べても良い日をつくり、その他の日は着実に決められた食事をしました。最初は辛かったですが、3カ月経つころ周囲から“痩せたね”と言われるようになり、成果を周りに褒められるようになったことでモチベーションが上がり、トレーニングや食事管理をする大変さよりも“もっと綺麗になりたい”という思いが強くなりましたね」

さらに上をめざしてコンテストへ

「自分を更新していく楽しさに目覚め、その一環としてボディコンテストへの出場を決意しました。パーソナルを週に2回、毎朝、ストレッチと1時間の筋トレ、あとは好きなホットヨガで心身から汗を流して、という日々を懸命に過ごしました」

そして、初戦となる大会でいきなりの年齢別準グランプリを獲得。わずか2年弱で「力士」から「スリムビューティ」へと変化を遂げた。その後、別大会にてグランプリを経て、全国大会ではファイナリストまで残る好成績を残した。

「ステージに立って、同年代の方達がキラキラと努力している姿を見て、ものすごく刺激を受けました。ただ“痩せたい”と漠然と思っていた以前とは代わって、現在は上腕二頭筋をもっと活かそう、ウエストの絞りをより強化しよう、など具体的にボディメイクの指標をもって日々取り組んでいます。日常では、サイズを気にせず好きな服が着られるようになりました。今はとにかくさらに上を目指したいという気持ちで、去年の自分、1カ月前の自分、昨日の自分よりどんどん綺麗を更新していき、全国大会での入賞を目指します」

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取材:にしかわ花 写真提供:あずちゃん

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手