2月10日(土)、神奈川・カルッツかわさきで『マッスルコンテストTOKYO』が開催され、黒咲玲香(くろさき・れいか)選手がビキニクラスF(170㎝以上)で優勝を果たした。
【写真】お尻トレを3倍にして挑んだ黒咲玲香選手のバックポーズ
世界最大級のボディコンテストとして知られる「マッスルコンテスト」。その日本大会である『マッスルコンテストJAPAN』
のリージョナル大会である『マッスルコンテストTOKYO』。マッスルコンテストJAPANに向けて、海外からもトップ選手が出場した。
黒咲選手はマッスルコンテストJAPANで2連覇中ということもあり、マッスルコンテストTOKYOでは盤石の勝利を収めた。しかし、身長別にクラスA(155㎝以下)からクラスF(170㎝以上)の全6クラスのチャンピオンで争われるオーバーオールでは惜しくも敗れ、オーバーオール優勝は逃す格好となった。
「マッスルコンテストJAPANでプロカードを獲得することが目標なので、本番は明日(※取材日の翌日にマッスルコンテストJAPANが開催される)です。がんばります」
ビキニ競技を始める前から、水泳のジュニアオリンピック出場や、セーリング元日本代表といった輝かしいスポーツ歴を誇る黒咲選手は、日本人でありながら、日本人離れしたアウトラインが持ち味。昨年課題として挙げていたお尻をトレーニング量を3倍に増やすことで改善に取り組んできたという。
「もともと肩幅が広く、お尻が大きく、ウエストが細い、いわゆる砂時計ボディなので、アウトラインがすごいと審査員の方からも褒めていただきます。その反面、お尻が大きすぎるため絞って削っていかなければいけないので、そこが課題でしたので、今シーズンはトレーニング量を3倍にしました」
また、フィットネスモデルとパーソナルトレーナーとしての活躍する黒咲選手は月に1日しか休みが取れないという多忙な中でボディメイクに取り組んできたという。
「過酷な1年間でしたが、その分頑張ってきました。マッスルコンテストJAPANでは昨年のリベンジを果たしたいです」
本日、神奈川・カルッツかわさきで開催される『マッスルコンテストJAPAN』での黒咲選手のステージに注目したい。
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取材・撮影:FITNESS LOVE編集部