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63歳マッスルクレオパトラ・山野内里子がデコボコの背中と洗練された美しい身体で観客を魅了!

山野内里子選手2月10日(土)神奈川県川崎市のカルッツ川崎にて「マッスルコンテスト東京」、2月11日(日)「マッスルコンテストJAPAN」が開催され、山野内里子(やまのうち・さとこ/63)選手がウーマンズフィジークで優勝を果たした。

【大会写真】山野内里子選手のデコボコとした美しい背中

「この2日間とにかくやりきりました。最後だと思ってしっかりフリーポーズをやりました。2020年からマッスルコンテストに出場させていただいて集大成として、今年は絶対プロカードを欲しいなと思っていました。出場者が少なくプロカードが出なかったのは悲しいですが、でもすごい楽しめたので良かったです。今日も皆さんの応援のおかげで笑顔でステージに立つことができました。たくさんの皆様の応援に感謝しています」

今年も身体を全体的に強化し、昨年よりも進化した身体で魅せた。

「1年1年バルクアップしているのを自分でも感じています。減量中も食べずにトレーニングをするのではなく、しっかり食べてトレーニングでしっかり追い込むようにしています。オンシーズンはコンテスト向けのトレーニングメニューに変えて、それをするようにしています。毎年進化してる山野内里子を見てもらうためにマッスルコンテストに出ています」

優勝後、周りの方々への感謝とともに、人数不足のため、目標にしていたプロカード取得が今年も得られず悲しい思いを語ってくれた山野内選手。「毎年進化している身体」を評価していただき、プロカードを取りたい。そして、世界や日本にウーマンズフィジークを広めたい。その思いで、ダブルエントリーではなく、ウーマンズフィジーク一本に絞り出場してきた。世界でもウーマンズフィジークの出場者が少ないことから、競技人口を増やしたいという思いがさらに強くなったという。

ボディビルを愛し、「ウーマンズフィジークを広めたい」その思いで還暦を超えても現役で活躍を続けている山野内選手。ウーマンズフィジークのような筋量が多いカテゴリーはハードルが高いと感じる人も多いだろう。ウーマンズフィジークに興味はあるが、踏み出せない。そんな方に向けて山野内選手が継続することの大切さを教えてくれた。

「私の今の身体を見ると『そこまでは…』ていう方がいらっしゃるんだけど、最初からこんな感じではないんですよね。最初にJBBFに出場していたときから、1年ごとにどんどん身体が変わっていっています。だから『継続は力なり』なんです。トレーニングを続ければ皆さん変われる。だからぜひやってもらいたいです」

「最初は健康のためにトレーニングを続けて欲しい」。40代後半からトレーニングや競技を続けて、現在63歳の山野内選手。まずは、トレーニングを楽しみ継続する。そして、大会に向けては「1年間を通した計画を立て、食事とトレーニングを楽しんでやる」

継続すること、楽しむことの大切さを教えてくれた山野内選手。YouTubeでもトレーニングや食事、身体づくりについて配信しているので、そちらも要チェックだ。

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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