コンテスト mens

抜群なバランスの肉体美をフィジークで披露!「ゆくゆくは、フィットネス業界の圧倒的な存在に」

初戦の2021年の北区メンズフィジーク172cm超級から、翌年2022年東京選手権メンズフィジーク176cm超級と立て続けに優勝し、さらに2023年の関東フィジーク選手権180㎝以下級&オーバーオール優勝と、順調に勝ち続けてきた上原良介(うえはら・りょうすけ/31)選手。2023年オールジャパンのメンズフィジーク180㎝以下級へ出場以降、自身のトレーニング頻度や方法・フォームなどを見直し、さらなる強化を図っている。

【大会写真】上原良介選手のシックスパックと張り出した肩

憧れの選手から得られた『絶賛とアドバイス』

上原良介選手(左)と寺島遼選手

上原良介選手(左)と寺島遼選手

勝利の波に乗って出場した、2023年オールジャパンのメンズフィジーク180㎝以下級では残念ながら結果は振るわなかったものの、「とても嬉しい出来事があった」と、上原選手。

「大会の会場で、僕が憧れている『バランスの良い身体』の寺島遼選手から「プロポーション、ポーズ、絞りが段違いで良かった!もっと胸の厚みがあれば、インパクトのある身体が作れるよ」という嬉しいお言葉をいただけました。胸の下部からウエスト・腹筋の範囲が広いため、胸が薄く見えやすいのが僕の弱点だと気付かせてもらえたのは、本当に有難かったですね」

 

弱点の胸の厚みを強化するために、思い切って変えたこと

上原良介選手

上原選手のもともとのトレーニングの目的は、「バランスの良い、カッコイイ身体」だった。より理想の身体に近づけるため、憧れの選手のアドバイスを参考に、トレーニングを見直したという。

「トレーニングの頻度は週6~7回で、2時間程。部位を分けて行っています。トレーニングを始めたばかりの頃は、ひたすらに重量を求めて自己流で行っていました。フォームには注力していなかったので、ベンチプレスが腕や肩に効いていたのかもしれません。オールジャパン以降、弱点の胸の厚みを強化するため、胸のトレーニング頻度を週2回に増やしました。フォームやトレーニング方法も改善し、これまでよりも可動域を広くとり、テンポよく上げ下げを行っています。重さへの執着は捨てました」

上原選手は、オフはお米をしっかり食べて、オンは減らすシンプルな減量方法をとっている。

「減量期間は2カ月で、有酸素運動は無し。オフに米7合を一日で食べ、代謝を上げた状態からスタートします。米の量を半分くらいに減らして、様子を見ながら微調整するやり方ですが、筋肉量を減らさずに落ちるので、自分には合っているようです」

 

ゆくゆくはフィットネス界の圧倒的存在へ

上原良介選手(左)とコアラ小嵐選手

所属ジム・サンプレイの同門であるコアラ小嵐さんと

競技出場のきっかけは、同じジムに通われている方からの「君、今すぐ大会へ出なさい!勝てるから!」という一言だったという、上原選手。

「正直、初めはそこまで気乗りしていなかった競技への出場でしたが、優勝を重ねる毎に、次第に自分の中で沸々と闘志が湧きはじめました。今では自ら『出たい!勝ちたい!』と願うようになっています。ゆくゆくは、フィットネス業界の誰もが僕のことを知っている、そんな圧倒的な存在になりたいですね!僕の良さを見出し、競技に誘ってくださった方への恩返しもしたいので、オールジャパンの優勝を目指して頑張ります!」

次ページ:上原良介選手のシックスパックと張り出した肩

取材:山口夏織 大会写真:中島康介 写真提供:上原良介

次のページへ >


-コンテスト, mens
-,