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26歳女性がタテ線走る腹筋を披露しビキニ優勝 失恋し10㎏増えた体重を戻すため筋トレ開始

駒谷早紀選手減量を進める上で重要になってくる「代謝」。代謝を高く保ち続けることが、スムーズな減量の鍵ともいえるだろう。2月10日(土)、神奈川・カルッツ川崎で開催された「マッスルコンテスト東京」のウーマンズビキニのクラスD(163㎝~166㎝)で見事優勝に輝いた駒谷早紀(こまたに・さき/26)選手は、代謝が1週間を通して高い状態をキープし、減量を優位に進めてきた。そんな駒谷選手が実践する、代謝を高めるための秘訣とは?

【大会写真】駒谷早紀選手の腹筋タテ線とビキニ大会写真

彼氏と別れた反動で体重+10㎏

駒谷早紀選手(失恋後、太ってしまった時期)

駒谷早紀選手(失恋後、太ってしまった時期)

当時の彼氏との破局がきっかけで、4年前にウエイトトレーニングを始めた駒谷選手。

「大学生のときに、彼氏と別れた反動で爆食いしてしまい、2カ月で体重が10㎏ほど増えてしまったんです(笑)。付き合っていたときは同棲していたので、あまりジャンクなものは食べないよう気をつけていたのですが、別れた途端にリミッターが外れてしまって……。体型を戻すために大学4年時からトレーニングを始めました」

そんな駒谷選手だが、学生時代、中高一貫の学校に通っていた際、現状に対する「ある思い」で高校進学をやめ、オーストラリアに留学したという経験もある。

「当時は、英語が話せるようになりたい気持ちもありました。あとは、中高一貫なんで6年間同じ環境じゃないですか。若い時期にそれはもったいないと思うようになったんですよね。友達や周りの人たちのことは好きでしたし、うまくいっていたんですが、中学が終わったときに思い切ってオーストラリア留学しました」

「もともと基礎があったから英語の上達が早くなった面もありますが、やはり周りが全部英語の環境に飛び込むことで上達したと思います。もし日本で英語を学ぶなら、単語をひたすらインプットし、オンライン英会話などでアウトプット、を繰り返すといいと思います」

 

代謝を上げる秘訣は「心拍数」

駒谷早紀選手

駒谷選手は減量を進める上で「心拍数」を最も意識しているという。

「トレーニング中や有酸素運動で心拍数を上げないと、しっかり食べながら絞っていくことはできないように感じます。心拍数の目安は、最大心拍数(220-年齢)の8割は超えることを意識していて、心拍数を一気に上げるHIITトレーニングを週に2回は取り入れるようにしています」

一般的に有酸素運動といえばランニングやウォーキングなどが想起されるが、駒谷選手は「それだけでは高い代謝をキープしずらい」と語る。

「普通のウォーキングも行いますが、それだけだと、何分歩いて何kcal消費した、というその場限りのものになってしまうと考えているんです。逆にHIITなどの心拍数を上げる運動は代謝が爆上がりし、終わったあともずっと代謝が上がっている状態をキープできます。1週間にバランス良くそれらを組み込むことで、1週間を通して代謝が高い状態をキープすることを心掛けています」

 

心拍数を上げながら全身を使い、効果的に減量を進める

駒谷早紀選手

「ただ、疲労が溜まっている状態でやるのも良くないので、そこは注意が必要だと思います。私の場合、バイクを漕ぐHIITトレーニングを行うのですが、制限時間内に何回転できたかを毎回チェックし、記録を更新し続けることを意識します。記録が落ちるということは最大出力が出せていないし、代謝もイマイチ上がりづらいと思うので、今は週に2回ほどにしています」

「一番効率的で効果的だと思うのは心拍数を上げて行う脚トレです。脚ではなくてもいいと思うのですが、『全身を使って心拍数を上げながらトレーニングできる』ことが大事です。ケーブルでちょこちょこやったり、マシンに寄りかかったりといった運動だけでは代謝は上がらないと思うんですよね。女性などで脚トレをしたくない方はHIITなどの有酸素運動がオススメですよ」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介 写真提供:駒谷早紀

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佐藤奈々子選手
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