大会出場初シーズンにて『ベストボディ・ジャパン2023静岡大会』ミス・ベストボディ部門ガールズクラス（18〜29歳）準グランプリを勝ち獲り、日本大会にも出場した渡辺里奈（わたなべ・りな/26）さん。169cmの長身、ヒールを履くと180cmを超える美脚。会場を沸かせたその健康的な痩身はいかにして作られたか。
「大会出場を通して自分自身でも驚くほど体型が変わりました。全く運動をしていなかった学生時代と比較すると一目瞭然で、体重も15kg減りました。日々変わっていく自分の姿を写真に撮り続けることですごく励みになりました」
「歯科衛生士という仕事上、8:30〜19:00という拘束時間が長く休みも取りづらいなかで毎日ジムに通うのは大変でしたが、有酸素だけ、ストレッチだけでもいいから、毎朝とにかく通い続けるというルーティンを作ったことが身体の変化に大きく寄与したと思います」
食事の面では、パーソナルトレーナーの指導のもと大まかにPFCを設定してもらい、内容については自身で判断して決めていたという。
「たんぱく質は毎食摂ること、脂質を削りすぎない、ということだけを軸に“いかにも減量食”というのはしませんでした。目指すところは健康的な美であるということ、また昔急激なダイエットを試みては心身にダメージを負うという経験が何度もあったので、それを繰り返さないようにと意識していました」
トレーニングにおいて特に好きなのは背中だと語る。
「鍛えていくなかで一番変わった部位で、ただ痩せるだけではなく筋トレをするとこんなにも変化するのかというのをすごく実感しました。オフシーズンになってからは特にたくさん食べることで力も出やすく、日々成果が上がっていくのを感じます。また、前回減量の結果小さくなりすぎてしまったお尻を筋肉で補強するために、尻トレにも力を入れています」
渡辺さんは今後の大会出場については未定としつつも、オフの時期も、「この週はなにもしなかった」という期間がないように継続的なトレーニングを続けている。
「どこかで出場したいという意欲はあるので、出るとしたら静岡大会がいいですね。思い入れがあるので。そこでまた壇上に登れればと思っています」
取材：にしかわ花 大会撮影：上村倫代 写真提供：渡辺里奈
