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46歳行政書士が美白肌の引き締まったボディで3大会グランプリ! 26歳で子宮がんを経験も「筋トレで人生が変わった」 

杉浦麻紀子さん「筋トレを始めたことでメンタルが安定し、人生がどんどんおもしろくなってきました」

20代で子宮がん発覚、30歳で手術、コロナ禍にはストレスによる暴食で体重増加……。自己肯定感も低く、自分のことがあまり好きになれなかった過去をもつ杉浦麻紀子(すぎうら・まきこ/46)さん。筋トレを始めたことで自分を大事にする気持ちが芽ばえ、その後挑戦したベストボディ・ジャパンでは2023年に東海大会、金沢大会、岐阜大会でグランプリを獲得する活躍を見せた。筋トレ、ボディコンテストを始めて「人生がおもしろくなってきた」と杉浦さんは語った。

【大会写真】杉浦麻紀子さんの細く引き締まったウエストと丸いヒップ

26歳でがん発覚。筋トレが自分を大事にするきっかけに

2021年の9月から本格的な筋トレを始めた杉浦さん。それまではバレエやZUMBAⓇといったエクササイズをメインで行っていたという。これらのエクササイズを始めたのは、26歳のときに患った病気がきっかけだった。

「26歳のときに、会社の健康診断で子宮がんが見つかってしまって。それから定期的に病院通いをしていたのですが、30歳のときに一部切除の手術をしました。周りは結婚、出産していく人が多く、私はそのとき、『同世代の人たちとは、だいぶ違う道を歩んでしまった。もう、いわゆる普通のルートには乗れないな』と感じました。それから、『一人でも何とかなるように(笑)』と行政書士などの資格を取り始めました。また、体力回復の状況に併せてバレエなどのエクササイズを始めたんです」

その後、コロナ禍に突入。外出ができないことや、仕事環境の変化などによりストレスが溜まってしまい、暴食することでストレス発散するようになった。その結果10kg以上太ってしまい、「これはまずい」と焦って筋トレを開始するようになった。

「太っていたころは、『背中に人の笑顔があるね』や『顔劣化してない?』などといじられていて、内心は傷ついていました。ただ筋トレを始めてからは、お饅頭のようだった体型がスッキリと変化したり、雑念を忘れてトレーニングに打ち込めるため、くよくよ悩まなくなっていきました 」

 

「筋トレを始めたことで、自分のキャラがはっきりしてきた」

朝、晩にポテトチップスを食べるような生活から一転、3食しっかり食べ、PFCバランスを意識した食事をするようになった杉浦さん。筋トレを始めてから、外見の変化と同じくらいの“内面の変化”も感じるように。

「筋トレを始めて、ボディコンテストにも出始めたことで『私、こんな人です』という自分のキャラクターがはっきりしてきて、覚えられやすくなったり、コツコツ続けることで自己肯定感が上がったりといい効果を実感できました。人生がどんどんおもしろくなってきたのを感じています。これまでは自分のことがあまり好きではなかったのですが、外見が変化するにつれ、どんどん自分を許容できるようになってきました!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:杉浦麻紀子

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