コンテスト womens

「お尻は年齢が出やすい部位」白肌・スリム・ボリュームのあるお尻で魅せる38歳

酒井麻貴さん「昨シーズンは東日本大会や職業別大会でグランプリを獲得することができ、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。一方で、昨シーズンは大会に向けた準備期間が短く、コンテストに向けた完璧な準備ができなかったのも事実。今年はジムへ通う頻度も増やし、身体づくりに励んでいます」

フィットネスコンテストに出場する女性の審査基準として設けられることが多いのが、”メリハリ”のある身体だ。昨シーズン開催された『モデルジャパン2023東日本大会』のミス・モデルジャパン部門・レディースクラスでグランプリを勝ち取った酒井麻貴(さかい・まき/38)さんも自慢のメリハリボディで観客を魅了した選手の1人である。

【大会写真】酒井麻貴さんの白肌でスリムなビキニ姿&バックポーズ

股関節が硬いと刺激も入りづらい!?ストレッチで可動域を広げ、怪我予防も

「ヒップアップの強化は昨年同様、継続的に行っています。その中でも今年は特に、お尻周りの脂肪をなくすこととハムストリング周りの強化を図っているんです。昨年は、大会まで時間がなく、身体の細部にまでこだわったトレーニングができませんでしたが、今年は時間をかけてじっくり身体を育てています」

昨シーズンを超える仕上がりを目指すため、ストレッチも意識的に取り入れているという。

「私は股関節周りが本当にかたくて……。ずっと気にはなっていたのですが、昨シーズンは時間がなくてこの課題に向き合えませんでした。股関節周りを柔らかくすることで、トレーニング時の動きが良くなり、刺激が入りやすくなります。怪我予防にもなるので、おすすめなんですよ」

今シーズンは、今まで以上のバランスの良い身体づくりを意識しているという酒井さん。トレーニングメニューにも変化があったそう。

「例えば、脚の種目一つ取っても両脚で行う種目と片脚で行う種目の両方を取り入れ、どちらか一方に偏らないようにしています。また、トレーニングの頻度も昨シーズンはパーソナルを含めても週4日程度だったのを、今では可能な限り毎日に。そうすることで、下半身を中心としたヒップアップの強化はもちろんのこと、上半身のトレーニングにも目を向けられるようになりました」

年齢の出やすいお尻は重点的に。ボリュームとメリハリと出すための秘密兵器は「レッグカール」

「トレーニングを続けていて痛感するのが、お尻の年齢の出やすさです。特にお尻と太ももの境目は年齢を重ねるごとにボヤけてくるなと感じています。また、お尻は筋トレの成果もいい意味でも悪い意味でも出やすい部位ですね。頑張っていればキュッと上がりますし、サボれば下がる。本当に素直ですよね(笑)。でも、メリハリのある身体づくりにはお尻のボリュームは必須。今はレッグカールを多めにしてハムストリングを強化しています」

高頻度になった筋トレの成果を効率よく筋肉に変えるため、食事にも意識が向きはじめた。

「今はとにかく、たくさん食べてたくさん動くことを意識しています。食事は炭水化物とタンパク質中心の生活に切り替え、筋肉をしっかりとつけるための工夫をしていますね」

トレーニングやストレッチ、食事管理など全てにおいて身体作りに強い意識を向けている酒井さん。昨年以上に美しい仕上がりにするための強い気持ちが伝わってくる。

「今は短期間でどうこうするのではなく、時間をかけてコツコツ取り組むことを大切にしています。この積み重ねが理想の体型に近づくために最も早い方法だと思うんです。今シーズンは柔軟性も含め、改めて基礎から身体を作り上げていきたいです。そうすることで体型維持にも繋がると確信しています!」

次ページ:酒井麻貴さんの白肌でスリムなビキニ姿&バックポーズ

取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

次のページへ >


-コンテスト, womens
-,