ベストボディ・ジャパン2024大阪大会(7/7開催)のウーマンズクラス(40~49歳)で準グランプリだった田中由加里(たなか・ゆかり/41)さん。4歳のころから36年以上続けているというクラシックバレエの経験を生かした美しいウォーキングと表情が特に目を引いた選手だった。
ベストボディ・ジャパンに出場し始めて4年目、今年の岡山大会では2連覇を達成し、ますます進化をしていることがうかがえる田中さん。ベストボディ・ジャパンに出場するのは、「美の理念、健康美が私の理想に近く、好きだから」だという。
「継続しているトレーニングの成果を評価していただけることも出場するモチベーションになっています」
何人もの選手から「今回の大阪大会はレベルが高かった」という声が聞かれたが、田中さんも「レベルの高い大会で、次に繋がるたくさんの学びがありました」と、同じように感じたそうだ。
「ボディメイクや美への追求心はもちろんですが、特にTOP選手の立ち振る舞いや在り方、人間性を間近で感じることができ、これから自分もこんな風になっていきたいと思える方々に直接出会えたことが一番の大きな収穫です」
大阪大会は7月開催ならではの調整の難しさもあった。
「減量中のトレーニングや、最終調整の水抜きが、夏場は特に体調との戦いになるので大変でした」
田中さんはこれからもボディメイクを続けていくつもりだ。
「さらになりたい身体に少しでも近づけていけるようコツコツできることを継続していき、フィットネスの輪をこれからも大切にしていきたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁