「今までダイエットはいろいろ試してきましたが、全部、三日坊主でした。大会出場をすることを決めたことで、応援してくれている人たちに恥ずかしい姿は見せられないと、初めてボディメイクを全力でやり切れました」
8/11(日)、過度な痩身や筋肉量ではなく、健康的な美しさを競う年齢別ボディコンテスト、ベストボディ・ジャパン(以下、BBJ)2024愛知・名古屋大会が開催された。ミス・ベストボディ部門レディースクラス(30歳〜39歳)に出場した澤田麗菜(さわだ・れいな/36)さんは、初となるボディコンテストでファイナリストと奮闘した成果を「周囲あってのことで感謝しかない」と語った。
「トレーニング自体は、加圧トレーニング(以下、加圧)を週に1日10年近く続けています。『加圧スタジオSMILE名古屋』さんには、今回の大会に向けてすごくご協力いただきました」
「加圧は医療現場でも使われていて、軽い負荷で短時間でもハードにトレーニングしたときと同じ効果が得られると聞きました。個人的には、終わったあとのスッキリ感や、成長ホルモンの分泌によるアンチエイジング目的でやっていました」
パーソナルトレーナーがBBJの経験者であったことで大会の存在を知り、折良く友人から出場を誘われたことで出場を即決したという。
「出場を決めてからは、毎日ジムに通うようになりました。ただ、今までのトレーニングとは違うため種目名も分からない、食生活はチョコレートを毎日食べているような状態からのスタートで、本当に熱意だけでやってきました」
トレーニング量を大幅に増やしたほか、栄養学を改めて学び、PFCバランスをアプリで管理。体重計に毎日乗るなど、思いついた試みは全て試したと語る。
「様々な努力をした結果、2カ月で5kg体重が減りました。美しいボディラインを作るためには、食事だけでなく運動も大切であることを、改めて痛感しました。大会当日は緊張してステージでも足がすくんでいましたが、笑顔だけは頑張ろうと決めて最後まで絶やさず頑張りました」
実は、澤田さんは大会を「最初で最後」というつもりで臨んでいたのだという。
「でも、実際に出てみたら本当に楽しかったです。たくさんの方に声援をもらい、サポートしてもらいました。すごい体験だったなと思います。上位入賞できず悔しいという気持ちも湧いたので、次回の挑戦も考えたいと思います!」
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代
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