「大人になってから、夢中になれることに出逢えて、とても嬉しく思います。CEO谷口会長をはじめ関係者の皆様、選手の皆様にこの場をお借りして感謝の気持ちを伝えたいです」
今年からベストボディ・ジャパン（BBJ）レディースクラス（30～39歳）に出場している辻中絵梨奈（つじなか・えりな/36）さん。高身長に加え、大会出場2大会目とは感じさせない堂々としたポージングが目を引いた選手だ。
大会出場のきっかけは産後ダイエット。
「友人が出場していたことでBBJを知り、産後ダイエットをする上で1つの目標として出場を目指し始めました」
「緊張のあまり悔しさも喜びも正直あまり感じられませんでした」という初戦の奈良大会。
2戦目となった近畿大会では「心に炎が付きました。スタートを切ったんだな」と感じたそうだ。
「奈良大会、近畿大会と3位続きだったので、1つでも順位を上げられるように、日々1mm成長し続けます」とのことだが、辻中さんの最終的な目標は「芯の強い女性になること」
コンテスト出場にあたって、辻中さんには特に意識していたことがある。
「一番身近な存在である主人や子ども、家族に対し、いつでも優しい妻、母でいられるようにホルモンバランスが乱れないよう、食事から始まり生活リズムや日々の言動に気をつけて過ごしました。大変だったことは育児とトレーニングの両立ですが、主人や家族に支えられ、頑張ることができました。心から感謝しています」
取材：あまのともこ 撮影：岡 暁
