ベストボディ選手 コンテスト

「生ツヤ肌」の48歳がコンテスト優勝 美しい満点グランプリボディ

友綾子さん「食事や身体づくりも、ただ言われたことをやるのではなく、理解して行動することはもちろんですが、自分に合ったトレーニングや食事方法を見つけることが大事だと感じています」

【写真】友綾子さんの美しい満点グランプリボディ(全身&バックポーズ)

こう話すのは、『ベストボディ・ジャパン2023日本大会』ウーマンズクラス(40~49歳)ファイナリストの友綾子(とも・あやこ/48)さん。今年の近畿大会(8/18開催)では自身初の満点でグランプリを受賞した。日本大会以降、強化した点について話を聞いた。

「今年から食生活を変えました。具体的には、添加物をなるべくとらず、発酵玄米、ごま塩、昆布と干し椎茸の出汁のお味噌汁、糠漬けをベースに旬のお野菜中心のメニューにしました。家族の食事はお肉も卵も使い普通に作りますが、私はお肉、卵などを控えています。そうすることで体重の増加はなくなり、体調を崩すことも少なく、冷え性も良くなりました」

内面についても変化があったという。

「マナー本など、『品格を作る』といった内容のものを読みました。話し方や所作、普段から言動も変えていかないと、と意識するようになりました。大それたことではなく、笑顔で挨拶する、困っている人には迷わず声をかける、感謝を伝えるなどです。まだまだたくさん学ぶべきことはありますが、できることから一つひとつ積み重ねていきます」

ポージングについては、「規定ポーズがブレる。抜け感がない。フリーポーズのウォーキングの手の振りが大きい。ずっと首に力が入る」という課題を見つけたそうだ。

「日本大会以降、土台の筋肉の連動から強化しました。筋トレよりも力を抜くことを重視し、必要な筋肉だけを動かす、脳から神経、筋肉の連動をする地味な自重トレーニングばかり反復して行いました」

「ヒールなしのポージング練習は毎日しています」と友さんはいう。

「ヒールを履くのは週3回くらい、長くても1回30分くらいです。ジムに行くのは週1〜2回、マシンはラットプルダウンしか使いません。腕、肩、手のひらに力がはいらないように意識して行っています。マットでの地味なトレーニングは毎日します」

友さんにこれからの目標を聞いた。

「ステージに立つときだけでなく、日頃からの姿勢や所作など、内面も外見も常に健康美で親しみやすい人でありたいと思います」

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取材:あまのともこ 撮影:岡 暁

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佐藤奈々子選手
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