10月6日、神戸芸術センターで行われたベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2024西日本大会』。クイーンクラス(50~59歳)で3位入賞した杉本光子(すぎもと・みつこ/51)さんは、コンテストに出場を始めて3年になる。1年目から入賞を続け、今年は近畿大会の同部門で準グランプリを受賞している。
杉本さんは元々、マラソンランナーだった。
「大阪マラソン2011ではシカゴマラソン賞をいただきました」
シカゴマラソン賞とは、大阪在住のランナー、上位入賞者男女各1名に与えられる賞で、翌年のシカゴマラソンに派遣されるというものだ。そのときの記録は3時間05分02秒。2019年の大阪国際女子マラソンでもグッド・ラン賞を受賞しているという。
「筋トレは、ヒップアップしたいために、パ一ソナルを受けたりしていました」。杉本さんがコンテストに出始めたきっかけは、当時のトレーナーがベストボディ・ジャパンに出場経験があったから。
「私の友人も出場していたので、大会の応援に行きました。皆さん、華やかできれいで、圧倒されました。新しいことにチャレンジしてみたかったのと、非日常を経験してみたくて、始めてみました」
杉本さんのトレーニングは、筋トレを週末の朝と、時間があれば平日夜の週2回程度。筋トレをしない平日はジムで有酸素運動。
「筋トレは、ラットプルダウン、アダクター、アブダクター、ロウイングなどです。胸、お尻、背中を意識したトレーニングをしています。ランニングも好きなので脚、特に前ももに筋肉がつきすぎてしまっています。悩みですが、仕方ないですね」
「食事にはあまりこだわっていない」という。
「管理すると、ストレスになるので。大会前は、お酒の量を減らしてます」
「陸上とは違い、ベスボは本当に難しい競技です」と、杉本さんはいう。
「いつも舞台袖で、『早く帰りたい』と、緊張して弱気でした。今大会は今までとは違う感覚があって、気持ちを強く持てたところが良かったです。一方、規定ポーズでは力が入りすぎ、ぐらついてしまいました。ベスボは難しいから頑張れます」
今年は初めて日本大会に出場する杉本さん。
「今後も美意識を持って、トレ一ニングに励みたいです。日本大会は、全く未知の世界ですが、当たって砕けろの精神でがんばります」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁
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