ベストボディ選手 コンテスト

産後1年弱でグランプリ獲得の31歳 子育てに奮闘しながら「スキマ時間」の宅トレで作り上げたメリハリボディ 

10月14日(月)、横須賀市文化会館にてベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2024東日本大会』が開催され、海保まどか(かいほ・まどか / 31)さんが30歳〜39歳の女性選手で競われるレディースクラスでグランプリを獲得した。

【写真】海保まどかさんの美白スレンダーボディ

2022年からコンテスト出場をはじめたという海保さんだが、昨年は出産のためコンテスト出場は叶わず。今年は2年ぶりの大会シーズンを迎えているという。

「2023年6月末に出産をしたのですが、2024年4月の関東大会には大会復帰をすることができました。でも、ここまでの道のりは決して平坦なものではなくて。幼い子どもから目を離すわけにはいかないので、時間をパーソナルトレーニングへ出かけることも簡単にはできません。そのため、自宅にトレーニングルームを作り”宅トレ”で夫婦で大会出場を目指してきました」

宅トレで作り上げたとは思えないメリハリボディで会場を魅了した海保さんであるが、産後の身体作りには苦労を強いられた。

「身体作りに割ける時間がとにかく少なかったので、スキマ時間を活用したトレーニングが多かったです。特に産後直後は筋量が減り、ウォーキングすらままにならないところからのスタート。そのためインナーマッスル強化など基礎的なところから鍛え直しました。また、産前に出場した大会でのフィードバックでは上半身の細さも指摘されていたため、肩と背中のトレーニングにも注力しましたね。ベービーカーを押しながら行う有酸素運動はママになったからこその経験でした(笑)」

普段は小学校の事務員として働く海保さん。仕事や育児に追われる中でも自身の身体作りに取り組み続けた理由とは。

「女性だからといって、子育てと仕事だけで人生を終わらせたくないという強い思いが原動力になっていたと思います。私にとってボディコンテストは大きな達成感を味わえるもので。たとえ順位に結び付かなかったとしても気持ちが前向きになれるんです」

子育てに奮闘しながらも、トレーニングで自分磨きを続ける海保さん。産後の多忙な日々でも身体作りを継続する秘訣を伺った。

「私は”大会出場”という目標があったから筋トレを継続できたと思っています。さらに”大会出場”という大きな目標を達成するための”小さな目標”もいくつか設定したんです。産後は体質も変わり、元の体型を元に戻すことは決して簡単なことではありません。しかし、身体が変わると気持ちも前向きになり、自己肯定感が上がるのも事実。産後ダイエットが続かないと悩んでいる方は目標を明確にして身体作りに取り組むことをオススメします!」

海保まどかさん

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取材:池田光咲 撮影:中島康介

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佐藤奈々子選手
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