11月24日(日)、東京・両国国技館にてベストボディ・ジャパンが主催する『マッスルモデル&フィットネスモデル日本大会』が開催され、格闘家の杉山しずか(すぎやま・しずか/37)さんが同大会挑戦1年目にしてレディースクラス(35~49歳)グランプリに輝いた。
フィットネスモデル部門は最も筋量が求められ、バランス良く筋肉の付いたスタイル、スポーティーな筋肉美が審査基準となるカテゴリーである。
杉山さんはMMAファイターとして活動しており、現パンクラスフライ級チャンピオンという実績を持つ。
そんな杉山さんは23名が出場したレディースクラスの予選審査を勝ち上がり、決勝審査では過去に2年連続で同大会のグランプリ経験のある河本眞希さんと最終2名まで絞り込まれる激戦を見せ、特に割れた腹筋とくびれ、発達した背中の筋肉が目を引き、「バランス良く筋肉の付いたスタイル、スポーティーな筋肉美」という審査基準に合った肉体美を披露した。
さらにステージ中には、ゲスト司会を務めていた元プロレスラーの赤井沙希さんが杉山さんの話題に触れ、「自分と戦う、という意味では格闘技にもボディメイクにも通じるものがあるので、本当にすごい。杉山さんは強さと美しさを兼ね備えていると思います」と、格闘技の世界に身を置いていた赤井さんが杉山さんを称賛する場面も見られた。
以前のインタビューで杉山さんは「ボディコンテストで私を知ってくれた人に格闘技に興味を持ってほしいです」と語っていた。今回の杉山さんの活躍は、より多くの人がボディコンテストに興味を持つきっかけになったに違いない。
文:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋 賢
-ベストボディ選手, コンテスト
-BBJ, ベストボディジャパン