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38歳・2児の母が「透き通った」美白ビキニ姿を作りボディコンテストで躍動 「巻き肩」や「反り腰」改善に役立ったコトとは

「姿勢」。それは人の第一印象として大きな存在感を示し、健康的な生活を送る上でも重要となる要素の1つだ。姿勢正しく、まっすぐに立って歩く人からは自信やバイタリティが感じられ、一方で猫背で身体が丸まった姿勢の人からは不安感や悲壮感すらも漂う。ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン』で活躍する山田有香(やまだ・ゆか/38)さんもまた、姿勢の重要性に気付き、独自の方法によって姿勢改善に取り組む一人だ。

【写真】2児の母・山田有香さんの透き通ったビキニボディ

「日本大会の結果としては4位でしたが、後悔はありません。やれることは全て出し切り、準備してきた成果を発揮できたと思っています」

今年の日本大会に向けて、山田さんが特に注力したのは姿勢の改善だった。ベストボディ・ジャパンの公式レッスンで指摘された「巻き肩」や「猫背」、「反り腰」を克服するため、10月からクラシックバレエを開始。約1カ月半の短期間ながら、その効果を実感したという。

「姿勢改善のために最も重要なのは、正しい立ち方を身につけることだと思います。バレエのレッスンでは、どの部分に力を入れるべきか、どのように動かすべきかを学びました。これまで無意識に力を抜いていた腹筋もだんだんと意識的に使えるようになり、自然に背筋を伸ばせるようになったんです」

反り腰の原因の1つに「腹筋の力が弱い」ことが挙げられる。腹筋の力が弱いと姿勢維持の際に腰椎への負担が増加し、背中の筋肉だけで引っ張り上げることになるため、反り腰になりやすくなる。反り腰になると腹筋が常に伸ばされた状態となるのでさらに腹筋を使えなくなる。このような悪循環に陥らないようにするためにも、山田さんはクラシックバレエで適切な姿勢、腹圧の入れ方を学んだ。

さらに、2児の母として子育てとトレーニングの両立にも取り組む一面も持つ。

「競技と両立する上で苦労もありますが、それ以上に家族の協力が本当に大きいです。夫や子どもたち、家族や親戚、そして友人や大切な方々が応援してくれるおかげで、競技と生活を両立させることができています。みんなが私の挑戦を楽しみにしてくれていることが、何よりの励みになっています」

来年に向けた目標について尋ねると、山田さんは笑顔でこう語った。

「姿勢改善のためのバレエはもちろん継続していきますし、公式レッスンで得た課題をさらに深掘りして克服したいです。また、フィットネスを通じて自分の健康や家族の幸せをより高めていきたいと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋 賢

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