ベストボディ選手 コンテスト

41歳・ラウンドガールがボディコンテストで活躍中 失恋を機に「夜はポテトチップスだけ」不健康生活から脱却

「ボディメイクのきっかけは恋人との破局です。そのときもらったお金を浄化するためにパーソナルトレーニングに課金したことで筋トレを始めました。今は恋愛以外、全部最高です!」

【写真】池上なつみさんのしなやかに引き締まった曲線美

愛らしい容姿と裏腹の豪快なコメントを寄せてくれたのは池上なつ美(いけがみ・なつみ/41)さん。池上さんは、Xのフォロワー数45万人を超える人気ファッションブランド『MAYLA』のゼネラルマネージャーであり、総合格闘技団体『GRACHAN』ラウンドガールも務めながら、ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン』に出場、さらにInstagramでは『#カルバンクライン女子』インフルエンサーという縦横無尽の生活を送る。

「20代・30代は自己流でダイエットしてもあまり変わらず、私は痩せない体質なんだと思い込んでいましたが、本格的に栄養やトレーニングを学んだことで、私には努力ではなく知識が足りなかっただけだったんだなと思いました」

食事量は減らすものの週に何度もジャンクフードを食べ、夜はポテトチップスのみなど「栄養の『え』の字も知らなかった」と語る。

「今はPFCバランスの整った食事を『あすけん』で管理しながら、自分に合う食材を研究中です。ボディメイクは奥が深くて、どれだけ頑張ってもまだ頑張れる余地が見つかります。そこに向上心が刺激されるんです」

多忙な隙間を縫い、行動範囲から5分圏内のジムも契約してトレーニングにも励む。ボディメイクを始めてから、何かを極める&追求するという姿勢がより培われて仕事での成果も上がっているという。

「コンテストやラウンドガールでの体型調整では色々失敗もして、糖質を制限しすぎて夢にまでお餅を食べる願望が出たりとなかなかハードではあります。それはそれで面白くて、コーチと一緒にある意味で実験に近いレベルで試行錯誤して楽しんで身体づくりをしています。40代になった今が、一番自分のなかで自分の理想に近い身体に近づいていると思います」

目下の目標は『ベストボディ・ジャパン』で地方予選グランプリを獲り、全国戦に臨むことだ。

「4月の開幕戦に向けて頑張っています。痩せてきれいな身体を手に入れられた代償なのか……恋人と破局し、トレーニングを始めてから2年間、 恋愛だけはさっぱりなので、今年こそ!恋愛も充実させたいです!素敵な男性お待ちしています」

20代のころの自分より、40代の自分が好き。そう言い切れる人はどれだけいるだろうか。池上さんのようにいくつになっても自分の知識や経験をアップデートしていくことが、どんな美容よりも肉体も精神もアンチエイジングしてくれるのかもしれない。

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取材:にしかわ花 写真提供:池上なつ美

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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