ベストボディ選手 コンテスト

51歳・美容師で2人の息子を育てるシングルマザー 「限られた時間」でスレンダーボディを作り上げている習慣とは

シングルマザーで高校1年生と小学6年生の2人の息子の子育て、21年目になる美容室の経営、自身も美容師として働きながら、ベストボディ・ジャパン主催の大会に出場して7年目になる稲家都(いなや・みやこ/51)さん。稲家さんの毎日と、心がけていることなど話を聞いた。

【写真】51歳・稲家都さんのスレンダーボディ

稲家さんは6時半起床、長男のお弁当作りからスタートする。7時になると腹筋を10分程度など、軽いトレーニングをしてから朝食を済ませ、支度をして職場へ9時半に出勤する。心斎橋駅から3駅離れた閑静な住宅街にある美容室には、途切れることなく来客があるそうだ。

「昼食はお弁当持参で、お客様のヘアカラーの待ち時間10分の間などに、必ず食べるようにしています。お弁当はだいたい変わらずで、白米、鶏むね肉、ブロッコリー、きのこを時間のあるときにまとめて作り、グラムを量って小分けで冷凍しています。きのこは、3種類をオリーブオイルで炒めてポンズをかけます。17時ごろに間食、白米かさつまいも、大福などをいただきます」

19時に仕事が終わると、2、3日に一度は食材の買い出し。帰宅して夕飯、入浴、片づけなど家事をするとあっという間に23時。少しスマートフォンを見て24時には寝るそうだ。

「買い物に行かない日はパーソナルトレーニングを入れるか、家のことを済ませてからジムに行きます。ジムに行くと、気付いたら1時間半~2時間経ってしまい、24時までに寝ることができなくなるので、なるべく早く行くようにしています。疲労がたまっているときは無理をせず、いさぎよく寝るようにしています」

「子どもたちが大きくなって一緒に出掛けることも少なくなってきました」と言う稲家さんが楽しみにしている休日の過ごし方がある。1、2カ月に一度行われるベストボディ・ジャパンのトップ選手たちとの女子ランチ会だ。

「ランチ会のお店は、普段なかなか行けないちょっといいところで、楽しくおしゃべりをしています。皆さんモチベーションが高くて、きれいだから『私ももっと頑張らないと』、と刺激を受けています。そういう場所におしゃれしてお出かけすることも勉強になります。お店の接客、お料理、周りの子のファッション、全てが学びなんです」

稲家都さん

「限られた時間を大切に使いたいです」、稲家さんは言う。

「お互いによい刺激になって高め合え、プラスにになる環境にいること。誰と時間を過ごすか、誰と食事をするかはとても大事にしています」

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取材:あまのともこ 撮影:岡 暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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