8月10日(日)、横須賀市文化会館で行われた『ベストボディ・ジャパン神奈川・横浜大会』。レディースクラスで準グランプリに輝いたのは、中嶋仁美(なかじま・ひとみ/35)さん。2022年に大会初出場、以降着実に実績を残し、昨年は日本大会で5位に入賞。今シーズンからは団体専属モデルチーム・BBJ Modelsのメンバーとしてもステージに立つ、多彩な活躍ぶりを見せている。
「今大会に向け、シーズン前のオフ期から計画性をもって身体づくりに励んできました。タンパク質を多く取るように心がけながら『しっかり食べてしっかり動く』という方針で、大会初出場時(2022年)と比べて体重は3、4kg増ですが、体脂肪率は当時よりも低い数値を維持しています。継続的なトレーニングで筋肉量が増えたこと、また筋肉量を維持しながらの減量ができていることがその要因かなと思っています」
ボディメイク歴5年、大会出場歴4年目を迎えた現在もその身体は日々、進化を続けている。
「また身体のケアも怠らず、マッサージや骨格調整、インディバなどの施術を定期的に受け、疲労とむくみを残さないことを意識してます。身体に疲労が溜まっている状態で無理にトレーニングをするよりも、きちんとそのケアも徹底することで良い状態を保てると実感しています」
筋トレ、食事管理、コンディショニングと多角的にボディメイクに取り組む一方で、ステージングへの対策にも抜かりはない。
「ポージングレッスンでの講師からのアドバイスを頭と身体に刻みつつ、自主練もほぼ毎日休むことなく続けています。鏡に向かっての練習だけでなく、鏡なしでのポージング練習を撮影、確認して、正面以外からどう見えるのかにも気をつけています」
選手として真摯に競技に取り組むと同時に今年から団体専属モデルとしての活動も始まっている。
「横浜大会は選手としてだけでなく、BBJ Modelsとしてもステージに立ったので、やることが多くて大変でした。それに個人個人の戦いである大会と、メンバー同士の連動も重要なショーとではそれぞれでモードを切り替える必要がありました」
現在、金融系の企業に勤める会社員としてのフルタイムワークとボディメイクに、団体専属モデルとしての活動も加わったことで多忙を極める日々を送っているが、「偏ることなくすべてにきちんと取り組んでいきたい」と前を向く。
「昨年の日本5位からステップアップして、日本一を達成したい。筋トレに加えて今年クロスフィットも始めたのですが、さまざまな角度からボディメイクにアプローチし、目標の美ボディに近づけるよう努力していきたいと思っています!」
取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
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