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29歳、スラリと伸びる美しい脚で日本大会で準グランプリ 「“目に見えない部分”まで意識するようになりました」

11月23日(日・祝)に開催された『ベストボディ・ジャパン2025日本大会』のガールズクラス(18〜29歳)。その大舞台で準グランプリを獲得したのが、今年からモデル部門へ転向した種村美穂(たねむら・みほ/29)さんだ。ベストボディ・ジャパンは今年で4年目。東京大会と神奈川大会でグランプリを獲得し、日本大会へ「必ず勝ちに行く」という強い覚悟で挑んだ。

【写真】種村美穂さんのスラリと伸びる美しい脚

“見せ方”を磨き続けた一年。指先まで意識を込め、オーラと華やかさを高めていく

今年がガールズクラス最後の挑戦。区切りの年にどんな思いで日本大会を迎え、どんな成長を遂げたのか。モデル部門へ転向した今年、最も意識したのは身体そのもの以上に「見せ方」だという。

「身体づくりも大事なんですけど、さらに上を目指すとなると“見せ方”がすごく大切で。華やかさやオーラ、気迫といった“目に見えない部分”まで意識するようになりました」

そのために、日々ウォーキングの練習を重ね、姿勢・仕草・指先まで丁寧に意識を向け続けた。

「ちょっとした角度や動きがステージの印象を大きく変えるので、本当に細かいところまで研究しました」

こうした意識は日常にも影響を与えた。受付の仕事でも、自然と背筋が伸び、指先まで美しく意識する癖がついたという。

「日常動作も全部“見せ方”につながっていると思うと、普段から意識できるようになりました」

日本大会のステージは「この4年間で一番楽しいステージでした」

日本大会では、ガールズクラスの中で最初にステージへ上がる順番だったが、驚くほど緊張せず、一番楽しめたと振り返る。

「4年目なんですけど、今回が一番楽しかったです。コンディションも良くて、心穏やかな状態でステージに立てました」

これまでは、日本大会で悔しい思いをすることも多かった。しかし今年は、モデル部門への転向と見せ方の強化によって、自信を持って舞台に立てたという。

「ガールズクラス最後なので、絶対に取りたい気持ちでやってきました。オーバーオールまで見据えて準備してきたので、ここまで来られたことに満足しています」

グランプリを獲りオーバーオールに挑むという目標は叶わなかったが、準グランプリという結果は、4年間積み重ねてきた努力が確かな成長へとつながっている証でもある。

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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:高坂裕希

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