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元レースクイーンの45歳が磨き上げた“健康的スレンダーボディ” ボディメイク成功、コンテスト活躍の秘訣は「血糖値コントロール」!?

ベストボディジャパン日本大会(2025年11月23日・東京都墨田区)、ウーマンズクラス(40~49歳)で優勝まであと一歩の2位に輝いた田中多佳子(たなか・たかこ/45)さん。元レースクイーンで、現在はピラティストレーナーとしても活躍している田中さんは昨年の4位から順位を上げ、競技順位も身体もアップデートに成功。その要因は「血糖値コントロール」を意識した食事にあった。

【写真】田中多佳子さんの”日本2位”のビキニボディ(バックポーズ含む5枚)

田中多佳子さん

これまで田中さんは、大会に向けて5〜6kgほど身体を絞りこんでいた。しかし2025年シーズンは違った。

「今年は、日常の身体をどれだけキープしたまま大会に挑めるかを試していました」

オフシーズンから大会までの体重の変動はわずか1~2kg。ウエストラインも日常から崩れにくくなったと話す。

「カギは食事と、日頃の姿勢を改善してきたことにあります。インナーマッスルを引き締めることで、ウエストラインが変わる。肋骨は”天然のウエストニッパー”で、どれだけ肋骨を引き締められるかを意識してきました」

カギは「血糖値を上げない」食事習慣

中でも、減量成功の肝となったのが日常の食事だ。和食をベースに、血糖値の急上昇を防ぐことを徹底。空腹を感じる前に、少量の補食を入れる。玄米のおにぎりに枝豆や鮭を入れて持ち歩いて生活してきた。

「空腹の状態でドカッと食べると、血糖値が上がって眠くなったり、脂肪がつきやすくなってしまいます」

ポイント
※血糖値の急上昇は、分泌されたインスリンにより糖が脂肪として蓄積され太る原因になるとされている。この急上昇を避けるために野菜から食べるベジファーストやGI値(食品が食後の血糖値をどれくらい速く上昇させるかを示す指標)の低い食材を優先的に摂取するなど、いくつか対策が存在する。脂肪を落としたいと考えている人は、まずは食べる順番から見直してみても良いかもしれない。

また田中さんは、プロテインも今年は一切使わず、タンパク質はすべて食事から摂取した。鶏胸肉や豚肉、ブロッコリー、いりこ、くるみなど、奇をてらったものではなくベーシックな食事を心がけてきた。さらに大のラーメン好きであったが、完全に我慢するのではなく「何か食べた後の、超空腹でない状態」で食べ血糖値を上げない工夫をしてきたと話してくれた。

「脳が欲しい」と「身体が欲しい」は違う

田中さんの話で印象的だったのが食欲との向き合い方だ。

「ストレスが溜まると食べてしまいたくなりますよね。でもそれは脳が『欲しい』と言っているだけで、実は身体は栄養を望んでいないことも多いんです」

甘いものや暴食で一時的に気分は満たされても、腸に負担がかかり、結果として疲れや睡眠の質の低下につながる。田中さんは脳が欲しているものか身体が欲しているものかをうまく感じ取り、理想的なダイエットを成功させた。

「食事のコントロールは心の土台の一つです。脳をコントロールして、クリーンな食事をし続ける。そのときの自分の良い変化に目を向けながら、続けていく。それが私のボディメイクのモチベーションになっています」

仕事や勉強でストレスが溜まったとき、爆食したくなるときもあるだろう。そのとき、田中さんの「脳が欲しいと身体が欲しいは違う」という言葉を思い出せたら、食べた後の余計な罪悪感を感じずに済むかもしれない。

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取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:高坂裕希

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