6月20日三重県総合文化センター中ホールにて、『ベストボディ・ジャパン2026三重・津大会』が開催された。ベストボディ部門プラチナクラス(60歳~年齢無制限)では、初出場の山村知枝古(やまむら・ちえこ/61)さんがグランプリに輝いた。山村さんはモデルジャパン部門にも出場し3位入賞している。
【写真】若々しい61歳!山村知枝古さんの姿勢よくバランスの良いボディ(ステージ写真5枚)
山村さんは59歳のときにパーソナルトレーニングを始めた。
「4歳、3歳、2歳、0歳、4人の孫に恵まれ、これからも一緒に遊べる体力を維持したいと思いました。1回60分のパーソナルトレーニングを週2回受けて、スクワットやヒップトレーニング、背中、肩など全身をバランス良く鍛え、有酸素運動も取り入れています。特別なことをするよりも、『続けること』が一番大切だと思っています」
山村さんは食べることが大好き。以前は揚げ物も食べるし、食べる量自体も多く、家族も認める「大食い系」だったそうだ。
「今はタンパク質を意識しながら、魚や鶏肉、卵などを中心に、野菜もしっかり食べています。また、過度な糖質や加工食品は控えめにしています」
身長164cm、トレーニング開始から1年ほどで体重は59kgから49kgになった。洋服の選択の幅が広がり、姿勢が良くなり、体力もついた。そんな山村さんに、トレーナーはベストボディ・ジャパン出場を勧めたが、始めは「自分には無理だろう」と思ったそうだ。でも、「挑戦しないで後悔するより、一度挑戦してみよう」と思い直し、出場を決意した。
「実際に出場してみると、結果以上に得たものが大きかったです。目標に向かって努力する楽しさ、自分自身と向き合う時間の大切さ、そして同じように挑戦している仲間との出会いがありました。年齢を重ねても新しい挑戦ができることを実感できた、とても貴重な経験でした。緊張はするけれど気持ちよくて、また出たいと思いました」
山村さんには夫婦で37年以上続けている「大切な趣味」がある。
「結婚した当時から主人と月1回は海外、週1回は国内のレストランを訪れています。その生活リズムはずっと変わっていません。レストランでの食事は人生を豊かにしてくれる文化体験だと思っていますので、食べるときはしっかり楽しみ、日常で整えることを心掛けています」
普段の食生活が身体のためのメニューになり、ご主人も同じものを食べるようになった。食生活にメリハリができ、山村さん同様、ご主人の身体もすっきりしてきて喜んでもらえているそうだ。
「鍛えるって気持ちいいですね。旅行や日常生活もよりアクティブに楽しめるようになりました。自宅にいるときも台所で仕込みに力を入れてみたり、孫と遊んだり、ちょこちょこと動くようになって、ソファに座ってくつろいだり、ネットフリックスを見たりすることが減りました。メンタル面では、自分に自信が持てるようになったことが一番大きいです。筋トレは身体だけでなく心も鍛えてくれます。『もう60歳』ではなく、『まだ60歳』。何歳からでも挑戦できることを、私自身がこれからも体現していきたいと思っています」
山村さんは「まだ60歳」という言葉どおり、何歳からでも新しい一歩を踏み出すことの大切さを伝えてくれた。
次ページ:若々しい61歳!山村知枝古さんの姿勢よくバランスの良いボディ(ステージ写真5枚)
取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。











