ボディメイク歴4年。44歳からジムに通い、47歳でボディコンテストデビューしグランプリ獲得経験も持つ双木万梨子(なみき・まりこ/49)さん。現在、トレーニング開始前と比べ、大会期には体重で約10kg減、体脂肪で約10%減を達成。「筋力がついて疲れにくくなり、よりアクティブに動けるようになった」とも言う。

「勤務する会社のマネジメントメンバーとして著名なフォトグラファーにポートレート撮影をしていただく機会があり、せっかくなのでそれまでに少しでも見た目が引き締まればと、ジムに入会。始めてみると身体が変わっていくことが楽しくなってしまって、そこからトレーニングにハマっていきました」
IT企業でマーケティング本部長として働く双木さん。高校生の息子、中学生の娘の母として育児のほかPTA活動にも参加、また山田流箏曲(そうきょく)教授として箏(こと)の演奏・指導も行いながら、週3〜4回程度・1回60分前後、早朝や隙間時間でのトレーニングにも励んでいる。
「基本は下半身の日・上半身の日の2分割。そのときどきに応じて腹筋や腕の筋トレと有酸素運動を追加しています。とくに姿勢やシルエットに影響するヒップ・背中・肩まわりは重点的に取り組んでいます。できるだけ時間効率よく鍛える工夫としてスーパーセット(2種目を連続して行う方法)を取り入れています」
ボディメイクのためのもう一つの要である食事についてのポリシーも確立している。
「朝食をしっかり食べる、タンパク質をこまめ取る、食欲の暴走を防ぐため空腹時間を長くしすぎない。それから、鶏肉、牛肉、鯖、鮭、卵、納豆など、多種多彩なタンパク質を、1日3~4回に分けてしっかりと取ることを意識しています。蒸籠蒸しなどで野菜をたくさん食べるようにもしています」
大好きなお酒とボディメイクを両立
その一方で、「完璧を目指しすぎないことが大切」だとも言う。
「大会前以外は、ほぼ毎日お酒を飲んでいます。ワインや日本酒が大好きです。無理な制限をするよりも、自分の生活に合わせながらメリハリをつけることの方が、長く続けるうえでは重要だと思っています」
日々の楽しみは諦めず、できることをなるべく多く、できる限り、積み上げ続けている。
「その代わり、夜は湯船に浸かり、十分な睡眠を取る。また普段から姿勢良く歩くだけでも体幹が鍛えられ、代謝や見た目がかなり変わると実感しています」
継続することで習慣となり、そうなれば逆に心理的な負担が減ると感じている。
「仕事では会社や製品・サービスのマーケティングに携わっていますが、ボディメイクも少し似ていると感じています。“どうなりたいか”から逆算し、完璧を目指すのではなく、崩れても戻れる習慣をつくる。仕事も家庭もあり、気合いや根性だけでは続かないと思っているので、習慣として無理なく続けられるように設計することを大切にしています」
トレーニングの継続は、体型や生活だけでなく、人生観にまで変化をもたらした。
「以前は年齢を重ねることにネガティブなイメージもありましたが、トレーニングや大会に挑戦する中で、“今がピークではなく、これからもっと良くなれる”という感覚の方が強くなりました。私自身が“年齢を理由に諦めない生き方”を体現していきたい。死ぬまで成長し続ける人でありたい。ボディメイクも、人生をもっと楽しむための手段だと感じています!」
取材:大塚真奈美 画像提供:双木万梨子
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
-ベストボディ選手, コンテスト
-BBJ, ベストボディジャパン










