9月19日(土)、神奈川県・横須賀芸術劇場で開催された『ベストボディ・ジャパン2026神奈川・横浜大会』。ベストボディ部門(※)レディースクラスでグランプリに輝いたのが、中嶋仁美(なかじま・ひとみ / 36)さんだ。丸の内で会社員として働きながら、朝5時からのトレーニングを習慣化。過去2年間は5位に終わっていたが、今回ついに優勝をつかんだ。トレーニング歴は約5〜6年。始めたきっかけは、離婚後の生活に感じた停滞感だった。
※健康的な美しさ、身体を競う部門。引き締まったバランスの取れた身体に加えて、女性らしい美しさのあるスタイルが評価される
【写真】中嶋仁美さんの全身運動で作り上げた引き締まったボディ

「コロナ禍前に離婚をして一人暮らしになり、人ともなかなか会えない日々が続いていました。自分の人生が停滞しているように感じて、少しでも身体を動かして運気も変えたいと思ったんです。筋トレの記録用にInstagramを始めたら、大会に出ている方たちともつながれて、それがモチベーションになりました」
朝5時から始まるトレーニング習慣
仕事と両立するため、現在は早朝に1時間ほどトレーニングやポージング練習を行っている。
「以前は仕事終わりにジムへ行っていましたが、頭が疲れて集中できないこともありました。残業で帰宅時間が読めない日もあるので、朝に切り替えたんです。もともと早起きは得意ですし、頭がスッキリした状態で取り組めるので、自分には合っていますね」
昨年、一昨年と2年連続でコンテストは5位。さらなる成長を目指し、オフシーズンから身体づくりを見直してきた。
「成長が停滞していると思われたくなくて、オフシーズンからこだわって取り組みました。最近はランニングにもハマっていますし、HYROXにも挑戦しています。心肺機能を高めることで、筋トレでも高回数のトレーニングができるようになりましたね。身体をつくるだけでなく、運動そのものを楽しんでいます」
停滞しても焦らず、継続することが大切
「食べることが好きなので、外食も楽しんでいます。しっかり食べてしっかり動くことをテーマにしているので、減量もそこまでつらくありません。身体の変化が停滞しても焦らず、やるべきことを続けるようにしています。疲労がたまっていると感じたら、無理せず休むことも大切ですね」
かつては憧れの存在だったコンテストの舞台。今では挑戦を通じて得た仲間も、大切な財産になっている。
「最初は私も大会に憧れていましたが、実際に踏み入れてみると、決して遠い世界ではありませんでした。トレーニングが好きな人や自分を変えたい人には、ぜひ挑戦してほしいです。そこで出会った仲間や過ごした時間は、かけがえのないものになっています。大人になってから新しいことに挑戦できるのは、本当に素敵なことだと思います」
離婚後の気分転換から始まった筋トレが、今では人生を豊かにする大切な存在に変化した。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:荒熊流星
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