ミス日本に応募してファイナリストになると、内面・外見・行動の3つの美を磨く30にも及ぶ研修を受けることができます。
この日に行われたのはメイクの講習会。
「プロのメイクアップアーティストを育てるプロ」である、IBF国際美容連盟の鎌林泉先生をお迎えして、メイク技術について学びます。いきなり技術には入らず、まずは全員のメイク道具をチェック。道具の維持メンテが大事であることを指導されます。
メイク技術は、雑誌や化粧品売り場などで教わることを組み合わせており、多くの人が我流で取り組んでいます。ですが実際にはルールと鉄則があり、その理論を教わりながら実際に自分の顔で実験していきます。
ファイナリスト各自からの質問は絶えず、いままでの思い込みを正し、あるいはやり方に悩んでいたところに基本を教わり、ミス日本大会だけではなくその先の人生で一生役に立つ技術を学び取りました。
文・写真提供:一般社団法人ミス日本協会
ミス日本コンテストは、日本人らしい美しさを備えた女性を育成・輩出し、より良い社会を築くことを目指しています。1950年に第1回が開催されており、日本で最も歴史と伝統のあるコンテストです。審査では外見に加えて、教養などの内面や、将来の目標への努力といった行動を重視しています。大会の特徴として、出場するファイナリストたちには日本の歴史や道徳、浮世絵やお能といった文化、メイクやスピーチなどを始めとする30講座にも及ぶ勉強会が提供されており、育成の性格を持ったコンテストとして知られています。ミス日本出身者からはこれまで文化、芸術、学問、ビジネス、政治、アナウンサーや女優、モデルなど様々な分野で活躍する女性を多く輩出しており、受賞者それぞれが願う分野で活躍しています。
公式サイトはこちら https://www.missnippon.jp/