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荻島順子が連覇!日本選手団が世界で活躍=2025年IFBB世界フィットネス選手権全結果

11月13日(木)〜17日(月)(現地時間)にスペイン・サンタスサンナにて『IFBB世界フィットネス選手権』が開催され、日本選手団が金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル2個を含む合計12の入賞を果たした。今年の日本代表はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会で好成績を収めた女子フィジーク、ボディフィットネス、ウェルネス、ビキニフィットネス、フィットモデルの5カテゴリーから15名が派遣され、女子カテゴリーのみの選手団で世界の舞台に挑んだ。

女子フィジークでは、国内3連覇中の荻島順子選手がウーマンズフィジーク マスターズ 35歳以上級で優勝。荻島選手は昨年の世界フィットネス選手権でもオーバーオール優勝をしており、マスターズでは見事2連覇を達成、世界の舞台でも確かな実力を見せつけた。

また、ウーマンズウェルネス 158㎝以下級では、ウェルネスの国内チャンピオンである大谷美咲選手が昨年同様に2位入賞、さらにマスターズ35〜39歳級でも3位となり、2クラスでメダルを獲得した。

女子フィジークとウェルネスで日本勢が表彰台に上がり、国際大会における日本女子選手の競技力の高さを印象付ける結果となった。

なお、男子選手の世界大会である『IFBB世界男子選手権』は11月27日~12月1日(現地時間)にサウジアラビアのアル・コバールで開催される。男子日本代表の活躍にも期待がかかる。

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

全結果は以下の通り。

IFBB世界フィットネス選手権結果

ウーマンズボディフィットネス マスターズ 35~39歳
9位 佐々木絢美

ウーマンズボディフィットネス マスターズ 45~49歳
9位 大久保裕美
12位 楯岡仁美
14位 金子真紀子

ウーマンズボディフィットネス158㎝以下級
4位 佐々木絢美
8位 大久保裕美

ウーマンズボディフィットネス163㎝以下級
13位 金子真紀子
出場 楯岡仁美

ウーマンズフィットモデル168㎝超級
4位 安井友梨

ウーマンズフィジーク オープン
2位 荻島順子
3位 宮田みゆき

ウーマンズフィジーク マスターズ 35歳以上級
優勝 荻島順子
2位 宮田みゆき

ウーマンズウェルネス マスターズ 35〜39歳級
3位 大谷美咲
8位 岸野悠佳

ウーマンズウェルネス マスターズ 40〜44歳級
6位 近藤恵理子

ウーマンズウェルネス 158㎝以下級
2位 大谷美咲

ウーマンズウェルネス 163㎝以下級
16位 近藤恵理子

ウーマンズウェルネス 168㎝以下級
12位 岸野悠佳

ウーマンズビキニ ジュニア 21〜23歳 160㎝以下級
5位 成田 楓

ウーマンズビキニ マスターズ 40〜44歳級
5位 安井友梨
15位 小竿愛子

ウーマンズビキニ マスターズ 45〜49歳級
4位 長瀬陽子
10位 吉嗣奈津希

ウーマンズビキニ 158㎝以下級
10位 小倉あれず
出場 吉嗣奈津希
出場 小竿愛子
出場 成田 楓

ウーマンズビキニ 164㎝以下級
出場 長瀬陽子

ウーマンズビキニ 172㎝以下級
15位 安井友梨

文:柳瀬康宏

執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

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