JBBF選手 コンテスト

妹と同じステージでコンテストデビューの41歳 3時間の筋トレで鍛え上げたバックポーズを披露し優勝に輝く

小谷康子選手2024年8月11日(日)、香川県丸亀市のアイレックスにて『JBBF香川県ビキニフィットネス選手権大会』が開催され、小谷康子(こたに・やすこ/41)さんが、ビキニフィットネス初出場で優勝した。

【写真】小谷康子さんの逆三角形バックポーズ

鍛え上げられた四頭筋や、背中の広がりなどの『強い身体』で会場を魅了した小谷さん。初めてのボディコンテストは、なんと実の妹と一緒のステージだ。

「ボディコンテストの舞台は初めてで、とても緊張しましたが、とても良い経験になりました!妹に誘われていなかったら、このような貴重な体験はできていなかったと思います。妹をはじめ、大会に出場するにあたり、協力してくださった皆さんにも、感謝の気持ちでいっぱいです!」

小谷さんがジムに入会するきっかけとなったのも、妹さんの存在だったそう。

「妹がジムに入会していて、私も通うことにしました。初めはスタジオレッスンばかりしていたのですが、ベンチプレスに興味をもち、バーベルを触ってみたのがきっかけで、筋トレ方面の道に目覚めたのです。妹に『一緒に大会に出よう!』と誘われ、ビキニフィットネスの大会に出場することになりました。」

小谷さんは、基本的にBIG3で身体を作り上げたそうだ。

「トレーニングは週に4~5回、1日3時間くらいです。部位分けは特にしておらず、毎回のBIG3と、たまに懸垂や軽めの筋トレをサブで行っています。仕事がサービス業なので、仕事が終わってからトレーニングをしており、終わる頃には日付を跨いでいることが多いです。BIG3が大好きで、今年の春に、香川で行われたパワーリフティングの大会にも初出場しました。52kg級で出場し、記録はスクワット100kg、ベンチプレス55kg、デッドリフト130kgのトータル285kgで、優勝しています」

毎日のように高重量を扱う小谷さんには、ボディコンテストに向けた減量は「体力的にキツイ」と感じたという。

「有酸素はせず、トレーニングのボリュームと食事管理で減

量しました。ボディコンテストのための減量は今回が初めてです。減量時の摂取カロリーは、だいたい1700kcal程度で、炭水化物は主に白米を食べています。減量最後の一週間は、白米からカボチャに変更しました」

「実は、今はまだ次のボディコンテストの出場は、特に決めていません」と小谷さん。

「現在はパワーリフティングへの関心が強く、より強くなるために、香川県で有名な、パワーリフターたちが集う『さぬきスポーツジム』にも入会しました。香川県のパワーリフティング競技者(特に女子)の人口が増えると、嬉しいです。しばらくは、パワーリフティングの大会に専念しようと思っています!」

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取材・撮影:山口夏織

JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人は アンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合 ドーピング検査を受けなければならない。アンチ・ドーピングを推進している団体だ。

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