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家族から「ゾウさん」と言われ筋トレ開始の41歳 キュッと引き締まったウエストを武器にボディコンテスト出場

生川奈央さん2024年8月11日(日)、香川県丸亀市のアイレックスにて『四国フィットネス選手権大会』が開催され、生川奈央(なるかわ・なお/41)さんが、四国ビキニフィットネスで5位に入賞した。

【写真】生川奈央さんのキュッと引き締まったくびれボディ

キュッと締まったウエストから広がる大きな背中と、肩の丸みで会場を魅了した生川さん。

「年々、他の選手さんたちのレベルも上がっていて、自分がどこまで通用するのか?という緊張感があります。その日のためにトレーニング、減量を頑張り、キラキラとしたコスチュームやヘアメイクで、『普段とは違う自分』でステージに立てるのが、大会の一番の楽しみです」

生川さんは初め、ダイエット目的で筋トレを始めたという。

「30歳を過ぎたころから太りはじめ、家族から『ゾウさん』と呼ばれたのがきっかけで、ダイエットを開始!初めは自宅で自重トレーニングからスタートし、半年続いたのでジムにも通い始めました。何か目標があった方が頑張れると思い、2018年にBBJ(ベストボディ・ジャパン)に出場しました。その時は筋量も少なく、ただ細いだけの身体でしたね。憧れている、安井友梨選手のステージを見て、翌年からJBBFのビキニフィットネスに挑戦。2022年から、フィットモデルにも挑戦しています」

ジュラシック筋膜リリースと、JBBF公認ボディカラーリングができるプライベートパーソナルジムを経営する生川さんは、普段は自営のジムでトレーニングしているそうだ。

「週4回、2時間ほどトレーニングを行っています。分割は、胸、背中、腕・肩、脚・お尻の4分割。強化したい肩とお尻は、週に2回鍛えます。ウエストから背中にかけて、逆三角形の広がりを作る背中の種目が好きで、特にラットプルダウンが好きです。効かせたい部位によってアタッチメントを変え、効いているか意識しながら丁寧に行います。毎セットが終わる度、鏡の前でポージングしながら、身体のチェックをするのが習慣です」

毎年のように減量方法に悩んでいたそうだが、「挑戦7年目にして、やっと自分に合った方法が見つかったのかもしれない!」と喜ぶ、生川さん。

「減量は毎年、初戦の4カ月前から始めます。これまで様々な減量方法を試してみた結果、低糖質での減量が、私の体質に合っているようです。この方法は脂質を多く摂るので、初めは胃に負担を感じることもありました。しかし慣れてみると空腹感も無く、トレーニングの重量や強度もほとんど変わることなく、減量末期まで過ごせています。減量初期は1300kcal、末期は1000Kcal未満、最終は700Kcalまで落としました。ナッツ類、魚、MCTオイルなど、良質な脂質を摂り、炭水化物はお米や芋類以外の炭水化物から摂っています」

生川さんはボディメイクを「目標に向かって、全力で取り組める最高の趣味」と語る。

「トレーニングは、心身ともに健康でいるためにも大事だと考えているので、いつまでも続けていきたいです。何歳になっても打ち込める、ボディメイクという趣味を持てて、本当に幸せ!まだまだ自分の成長を楽しみたいので、今後も楽しみながら競技を続けていきます!」

JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材・撮影:山口夏織

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佐藤奈々子選手
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