8月25日に開催されたオールジャパン・ジュニアフィットネスチャンピオンシップス(16 歳~23 歳以下)・ビキニフィットネスで高校生の小池星蓮(こいけ・せれん/18)選手が優勝に輝いた。
「今回不安はあったんですけど、たくさんの方に支えられながらここまで来て舞台に立つことができて、本当に感謝しています。本当にありがとうございます」
ステージ上では最初から最後まで笑顔で堂々としたポージングを見せた小池選手。今大会前はプレッシャーで苦しい時期もあったという。
「去年準優勝で、ここで優勝するために頑張ってはいたんですけど、やっぱり8月頭くらいから不安やプレッシャー、重圧だったりていうのに押しつぶされそうになりました。『優勝できなかったらどうしよう』とか『2位だったらどうしよう』というのが強くって。でも順位にこだわるとそうなってしまうんですけど、『そうじゃないよ』というのを周りの方々が言ってくれて」
「今までやってきたことを振り返って、自分に自信を持つことでステージに立つことができたので、本当に楽しかったです。いろんな方にこうやって(メディアを通じて)伝えてくださるのもそうですし、たくさんの方に見ていただけるのが、本当に嬉しいです」
昨年の2月にマッスルゲート・ウーマンズレギンスに大会初出場し、同年7月からJBBFビキニフィットネスに出場している。昨年から身体、ポージングともに進化した姿が印象的だった。
「信頼するトレーナーさんの言うことをしっかり聞いて、マシンだけじゃなくて、ダンベルだったり、バーベルだったりのフリーウエイトをすることで体幹を使うようなトレーニングメニューに変わりました。ポージングもまだまだではありますが、少しずつ成長していると思います」
トレーニングでしっかり体幹を使うことが、しっかりした軸のあるポージングに繋がるのだろう。
次の目標は?
「9月初旬(6日~9日開催)に韓国で行われる、IFBB 東アジア選手権に出場します。日本代表として責任があるので、よい成績を出すことです」
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
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