「楽しかったです!大会までに6kg痩せて挑みました」
10月19日(土)、東京都・ひの煉瓦ホールで開催された新興ボディビル大会、第2回ジュラシックカップが開催された。ジュラシックカップはレジェンドボディビルダーの木澤大祐選手(今年引退)と合戸孝二選手を主催とし、厳格なドーピングチェックによるアンチドーピングの啓蒙、賞金による競技と生活の両立、ボディビルの一般認知推進を掲げる。
また、吉本興業とタイアップしお笑いステージを催すなどのエンターテイメント性と、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)公認のもと、日本一を競う選手を多く招致しての競技性の両立を特徴とする。
本大会のノービスクラス(ボディビル大会初出場者のカテゴリー)に美容外科・形成外科として全国展開する高須クリニックの名古屋院院長、高須幹弥(たかす・みきや/49)氏が出場。会場とネット配信を大いに沸かせた。結果は惜しくも一次予選敗退となったが、20年のトレーニングと初めての減量で作り上げた、若々しい肉体を披露した。
高須氏は大会まで、大好きなマクドナルドの回数を減らして1日500kcalのマイナスカロリーを維持するなどダイエットに励むとともに、週に4回のトレーニングではボリュームを2倍、3倍にして臨んだという。
「大会に出ると思ったら自然にトレーニング時間が増えました。普段は30分のジム滞在時間が1時間半を超える日もあるなど、自分のなかではかなり追い込んだと思います」
大会直前では、両手が慣れないタンニングローションで真っ黒になるというアクシデントにも見舞われたが、ステージでは堂々とした佇まいを見せ、プレアクションもつけたポージングをみせた。残念ながら今後の大会出場予定は今のところないとのことだが、初めての大会を大いに楽しむとともに、盛り上げる目玉のひとつとなった。
取材:にしかわ花 撮影:FITNESS LOVE編集部