10月19日(土)東京都・ひの煉瓦ホールにて『ジュラシックカップ2024』(※1)が開催され、吉本興業所属のお笑い芸人、リボルバー・ヘッド(32)さんが出場。太い脚と背中からお尻までバキバキに仕上げた身体をつくりあげノービスクラス(※2)で6位入賞の成績を残した。
※1.ジュラシックカップは、木澤大祐選手と合戸孝二選手がJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)公認で共同開催する新興のボディビルコンテスト。
※2.JBBF(ジュラシックカップを含む)にてボディビルコンテスト初出場の方が出場可能。マッスルゲートをはじめとする他コンテストの出場経験は問わない。
「特にお笑いの仕事っていうのがないので、時間がたっぷりあるからこそ筋肉に集中できたと思います。仮に売れていたらここまでできなかったと思うんですね。売れてないからこその結果だと思います」
こう自虐的に語るリボルバーヘッドさんだが、私生活では昨年お子さんが産まれてジムに行く時間が限られていた。その中で工夫したことは?
「トレーニングは週6日。自宅とジムでトレーニングを半々ぐらいでしていて、自重トレーニングとかも交えてやれたので、子どもができたっていう環境の中で、自分なりに時間作って、このような結果を出せたっていうのがうれしいです」
太くバキバキにカットが入った脚が印象的なリボルバーヘッドさん。辛いことがトレーニングのパワーになった。
「脚トレはジムに行ってやっているんですが、ジムから家まで『歩けなくて帰れない』まで追い込むことを目標にしています。毎回苦しくなったときは辛いことを思い出しています。辛いことを思うとかなりやる気になったので。ネタでスベった瞬間とか、 『面白くない』ってアンケートに書かれたとか、そういうことを奮起に変えてハックスクワットやってました」
今大会の合間のお笑いステージでは、吉本若手マッチョ部としてボディビルや筋トレネタを披露。そこで日本選手権トップ選手の加藤直之選手の入場時のポーズをし、会場を盛り上げたリボルバーヘッドさん。実生活でも加藤選手とは関わりがあるという。
「5、6年前から、ゴールドジムで加藤さんにいつも教わっていて。今回もフリーポーズの最後は加藤さんからアドバイスいただいたポーズです。髪型とかも加藤さんに寄せています。加藤さんとゴールドジムでの入浴が被ったときは、お風呂で2人で裸で語り合ったり。いきなりきた人からしたら似たような頭が2人並んでて、ちょっと入りづらかったと思いますが(笑)」
ハイレベルな戦いの中、初のボディビル大会で丸々とした筋肉を見せたリボルバーヘッドさん。今回の結果を生かして、トレーニングをする方が増えてほしいと語る。
「クリスタルジムという野田クリスタルさんのジムでパーソナルトレーナーをやらせてもらってる分、これをきっかけにクリスタルジムでいろんな方がトレーニングをして、健康な方が増えればという思いがあります。クリスタルジム的にはこの結果を受けていろいろな方が来てくれればうれしいっていうのと僕自身、この結果を踏まえて、また何か挑戦できる大会があれば、上を目指して頑張りたいと思います」
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介