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23歳・新社会人がボディビルでワールドカップ優勝!仕事と競技を両立「『君が代』が聞けて本当にうれしかった」

12月17日(火)から19日(木)の3日間、東京・有明コロシアムにて開催された『IFBB 男子ワールドカップ』。最終日に行われたボディビル16歳から23歳の部で川中健介(かわなか けんすけ/23)選手が見事優勝を果たした。

【写真】彫刻のような身体の川中選手

最終日となる19日に行われたボディビルジュニアの部。「この3日間で一番調子が良かったので、正直今日はかなり自信がありました」と力強く語り、表彰台の頂に立ったときは「かなりうれしかったです。社会人1年目でまだ右も左も分からないので大変なことも多かったです。でも日本で世界大会が開催されると聞き、どうしても出場したいと思い『気合』でここまで来られました」と今年がジュニア部門出場最後の年であり、日本開催という事こともあり出場を決意した。

前回は1位の選手が失格になり繰り上げ優勝だったため、会場で「君が代」は流れなかったが、今年は会場で「君が代」を聞けて「本当にうれしかったです。やってきて良かったと思えました」と話した。

「今後についてはボディビルはもちろんですが、昨日出場して上手くいかなかったクラシックフィジーク(171㎝超級3位)でもオーバーオールが獲れるまで挑戦したいです」とクラシックフィジークのオーバーオール優勝への想いも語ってくれた。

川中健介選手

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史

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佐藤奈々子選手
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