JBBF選手 コンテスト

砂時計ボディをつくりあげコンテスト活躍の33歳 目標は世界選手権!

JBBFのワンピース水着とドレスのカテゴリー、フィットモデル。この競技が大好きで2年間追求し続けてきた眞弓ひかる(まゆみ・ひかる/33)選手。眞弓選手は何を追求し、どう身体を作ってきたのだろうか。

【写真】眞弓ひかる選手の砂時計ボディが際立つバックポーズ

「昨シーズンは自分の弱点がより目立つ箇所、縫工筋が出る脚になるためのトレーニングをひたすらやってきたので、縫工筋がはっきり出た脚になりました。筋量、減量、アウトライン、トータルパッケージ、ポージング、ウォーキングをひたすら修正して強化して進化してステージに上がることができたと思っています」

オールジャパンフィットモデルチャンピオンシップスでは前年の7位から5位に成績を上げた。

「2023年から順位を上げることができましたが、まだまだ課題はあります。大会時のコンディション調整、アウトラインのバランス、サイドのメリハリ、フィットモデルに適した筋肉量を作ること。チャーミングでかわいらしく歩く、表情や雰囲気、そしてお尻です」

見つかった課題に対して、現在のトレーニングは?

「肩、背中、お尻、脚・ハムの4分割で週5から6です。今は一番の弱点であるお尻のトレーニング、丸みや高さを出す筋肉になるように力を入れています。衣装から露出する箇所と、アウトラインのバランスを見て、肩や背中にも、もっともっと厚みが欲しい!こうしなくちゃ!と課題があるので、少しでも成長できるようにトレーニングしていきます」

眞弓選手は、「カテゴリーに合った身体づくりは重要だが、他にも大事なことがある」という。

「フィットモデルの衣装も戦略の一つだと思っています。ストーンの位置や色などでもアウトラインが違って見え、衣装で雰囲気や見え方が変わるので、とても奥深い競技です。そこがとても魅力的な競技で、衣装を着こなせてマッチしたときは幸せな気持ちになります」

フィットモデルがとても大好きで楽しい競技だという眞弓選手。オフシーズンの食事も競技を意識したものに変化したそうだ。

「いつもオフシーズンに入ると好きな物を好きなだけ食べてしまい、10kg以上あっという間に増えていました。でも、フィットモデルをやる上で増えすぎたくないので、週2回は好きな物を食べますが、それ以外はPFCバランス良く、ストレスなくをテーマに食事を取っています」

そんな眞弓選手の今シーズンの目標はフィットモデルだけではないようだ。

「今シーズンはフィットモデルオールジャパンで順位をさらに上げること。そして、世界選手権に行くことです。今年はビキニフィットネスにも挑戦し、オールジャパンでトップ6に入れるよう挑戦したいです」

眞弓選手の目標達成のために力になってくれるのはビキニフィットネスの(※)小倉あれず選手。

※オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス2024・ビキニフィットネス 158cm以下級優勝

「競技をしている上でわたしには絶対欠かせないビキニフィットネスの小倉あれず先生!楽しさとワクワクを与えてくれる最高過ぎる先生です。今年も高みを目指して励みます」

眞弓ひかる選手

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材:あまのともこ 撮影:中島康介

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