JBBF選手 コンテスト

フルタイム会社員ビキニ選手が“スレンダーボディ”でコンテストで活躍 平日は朝7時から筋トレ「やらないと気持ち悪いんです」

会社員として働きながら、7月21日(月・祝)に開催された東京ボディビル選手権のビキニフィットネス35歳以下級3位に輝いた林由佳(はやし・ゆか/31)選手。もともとは水泳やバスケットボールなどのスポーツ経験もあるが、本格的な筋トレを始めたのは28歳からだという。コンテスト出場を意識し始めたきっかけや、日々の生活の工夫について話を聞いた。

【写真】林由佳選手のスレンダーに伸びたビキニボディ

「コンテスト歴は3年目です。今年は京都と関東の大会に出場していて、今回の東京選手権が一番手応えがあったかもしれません」

もともと運動は好きだったが、「仕事以外でも打ち込めるものが欲しい」との思いから筋トレをスタート。身長が高く、学生時代はバスケでも活躍していた林さんは、ジムでのトレーニングにのめり込み、周囲から「コンテストに出てみたら?」と声をかけられていたという。

「昔からビキニフィットネスのステージがキラキラしていて憧れがありました。出場すると決めてからは、ビキニカテゴリー1本でやっています」

現在は会社員としてフルタイムで働きながらの競技挑戦。トレーニング時間の確保には、朝トレという工夫を取り入れている。

「朝7時~7時半くらいからジムで筋トレするようにしています。夜は仕事が遅くなると流れてしまうことがあるので、朝にやる方が確実にできるんですよ。朝に動くと、その日一日も気分よく過ごせますし」

朝トレを習慣にするためのコツを尋ねると、「最初は1週間だけ頑張ると決めてやってみること。慣れてくると『歯磨きのように、やらないと気持ち悪い』という感覚になる」と語る。仕事の疲れで夜に動けない人には特に、朝の活用がオススメだと言う。

「夜だと気持ちがブレやすいと思います。朝は一度起きてしまえば意外と動けるので、トライしてみてほしいです」

今後の目標について尋ねると、「まだ理想の身体には全然届いていないです。もっと絞って、筋肉もつけたい」と語る。カテゴリーはあくまでビキニにこだわりたいと話した。

「ビキニフィットネスという競技の中で、もっともっと完成度を高めていきたいです。9月にオールジャパンに出る予定なので、そこでもっと成長した姿を見せられるように頑張ります!」

林由佳さん

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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