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荻島順子が涙の日本選手権3連覇!「今年は学びがたくさんありました」【筋トレ】

10月12日(日)、江戸川総合文化センターにて『JBBF 日本女子フィジーク選手権大会』が開催され、荻島順子(おぎしま・じゅんこ/58)選手が3連覇を果たした。

【写真】背面もすごい!荻島順子選手の進化した全身

荻島順子選手

優勝コールが呼ばれた瞬間、涙をみせた荻島選手。

「怪我が回復して、舞台に立つことがてきて、応援してくれる方々にこの姿を見せられたっていうことがうれしくて。皆さんがいなかったらここまで来れなかったです。今年は一から新たに出直せた年だったと思っていて、学びしかなかったです」 

昨年12月の『IFBB世界フィットネス選手権』では、身長別、年齢別、オーバーオールで優勝をした荻島選手。この大会後から身体が激痛で動けない日々が続いていた。

「息や口を開けるだけでも激痛で動けず、トレーニングができなくなってしまって。ジムに行っても何もできずに帰る……というのが3、4カ月続きました」

諦めかけたが、この怪我をきっかけに「身体をイチから作り直そう」と振り切った。

「自分の身体を見直して、いろんな方々に助けてもらいながら、リハビリから始まり、ただしゃがむとか、自重トレーニングなど、基礎的なことをずっとひたすら続けていました。それが返ってよかったのかなと思います。今まで使ってなかった筋肉ができてきたというような気がします」

本大会では、怪我をしていたことを感じさせない、進化した身体と安定したポージングを見せた荻島選手。

「ポージングも身体を見直していくことで軸が取れるようになって、自然にポージングが取れるようになり、迷わずにすっとポーズを取れるようになったというのが、ものすごく自分の中では得たものがあります。今年は学びがたくさんありました」

次の舞台は11月にスペインで開催される『IFBB世界フィットネス選手権』。

「去年の日本開催とはまた違うと思うので、その中で自分がどれだけ評価していただけるか、それも楽しみの一つです。楽しんで世界大会に行けるように、身体を作り上げていきたいと思います!」

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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